和歌山商工会議所青年部(以下、和歌山YEG)では、「BUYLOCAL」(地産地消と同様、地元の商店で買うことが良質な商いを育て、地域の魅力を増すことにつながるという考え)を体感できる事業として、会員の店舗を訪問して買い物をする「BUYEG」(BUY+YEGの造語)事業を立ち上げ7月例会にて実施いたしました。
和歌山YEGでは、平成30年度に「会員のための提言委員会」を発足しました。会員みんなのためになる提言とは何かを考える中で、元日本YEG会長の鈴木禎介様、日本商工会議所の鵜殿様、県庁職員様を講師にお招きし知識の習得に努めました。さらに活動を進める中で、会員の1ヶ月間のレシート収集による地元消費量を調べるなど、地域内経済循環の重要性を感じ、「BUYLOCAL」を進める方向性になりました。現在、市への今年度中の提言を目標に活動を進行しています。今回、その提言に向けた実地調査の意味も含め、YEG会員自らが「BUYLOCAL」を体感しようと、「BUYEG」事業を実施しました。
まず準備として専用のFaceBbbkページを開設し、事業当日までに各店舗の紹介を実施。また各店舗のオススメを載せたチラシ、そして「BUYEG」のステッカーを作成しました。
当日は朝から商工会議所に集まり、会員企業のサンドイッチを準備して参加者で朝食を一緒に食べるところから「BUYEG」をスタートさせました。そのまま買い物に出掛ける人もいれば、仕事の合間に買い物をする人、また家族を連れてランチに出掛ける人など、自分の都合に合わせたタイミングで買い物をしてもらいました。結果、参加店舗は32店舗、参加者44名、総金額1,108,056円の地元消費が生まれました。
<和歌山YEGより>
「BUYLOCAL」はキャッチーであり、世界共通のロゴのようなものです。そのため世界認識でインバウンドなどにも共通して使えます。今回は「BUYEG」のステッカーを作成したこともあり、そのステッカーを店舗に貼っていただいたり、手に持って写真をとってもらったりと、今後の展開にも繋がるものとなったと思います。この「BUYEG」は、全国各地どこでも適応できると考えています。全国のYEGで実施することが可能ですので、是非そのため情報として活用していただければと思います。
和歌山YEG「BUYEG」の詳細はFacebookページにてhttps://www.facebook.com/events/2396624807329499/
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