インドネシアとの国際交流と中学生への教育事業で地域の未来を作る
日本商工会議所青年部(以下日本YEG/田中暢之会長・各務原商工会議所青年部所属)は、各地の商工会議所青年部(以下YEG)が抱える悩みや、各地のさまざまな取組や事例等に関する意見交換会として、全国各地のYEGを訪問しています。
2019年10月1日(火)、宮城県気仙沼YEG(齋藤徹会長)を訪問しました。
気仙沼YEG齋藤会長は、「震災から8年が経過した。まだ復興の途中であるところや、まったく手付かずというところもある。そんな中でも、気仙沼で頑張っていこうと事業に取り組んでいる。気仙沼YEGでは、震災の際に多額の義援金をいただいたインドネシアの方との交流事業として、『気仙沼みなとまつり』で行われるインドネシアパレードや、気仙沼の中学生に対しYEGメンバーが、自社の事業のプレゼンを行う特別授業等の地域教育事業を中心に活動している。なかでも地域教育事業は、今年度の東北ブロック事業大賞で準グランプリを受賞した。今後も、気仙沼YEG短中期ビジョンを中心に、地元に帰ってくる人を増やすための事業や国際交流をさらに発展させていきたい。」と話してくれました。
日本YEG田中会長は、「復興の途中でありながらも、地域教育事業をはじめとして、外部から高い評価を得ている事業に数多く取り組んでおられる。今後も、『気仙沼YEGだからこそできる事業』と『YEGだからこそ取り組むべき事業』のバランスを取りながら、周りから求められる活動を続けてほしい」と話しました。
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