多様性と先進事例を生み出す産学官金連携体制の仕組みの秘訣
日本商工会議所青年部(以下日本YEG/田中暢之会長・各務原商工会議所青年部所属)は、各地の商工会議所青年部(以下YEG)が抱える悩みや、各地のさまざまな取組や事例等に関する意見交換会として、全国各地のYEGを訪問しています。
2019年12月10日(火)、岐阜県関YEG(宮部昌門会長)を訪問しました。
関YEG宮部会長は、「関YEGでは、高校生とコラボレーションしたメタルアートや、鵜飼のPRを兼ねて、企業の製品をワークショップ形式で体験できる関リバーサイドフェスティバルを開催した。関YEGの事業は会員企業の発展につながり、楽しく開催できる工夫をしている。また、会員拡大方法のノウハウを活かし、毎年20人以上の入会がある。入会者には日本YEGへの出向や事業参加のほか、ブロックの活動に参加するといった、関YEG以外との交流と研鑽の目を向けるようにしていきたい。多様性こそが、先進事例を生み出す要因だと考えるので、会員の様々なアイディアを形にするために、関市ビジネスサポートセンター「Seki-Biz」をはじめ、関市や金融機関に相談し、アイディアを柔軟に取り入れるようにしている。会長職は、会員や理事会の運営をまとめるなど非常に大変だがいい勉強になっている。」と話してくれました。
日本YEG田中会長は、「今後、人口減少にともなう会員の減少は、全国的に大きな課題となっていく。そのなかでも関YEGの会員増強の事例はとてもすばらしく、日本YEGとして各地のYEGに共有していきたい。また、今回の意見交換は日本YEG事業でも使用する電子会議システムZOOMを使い、WEB会議としても同時開催した。今後の会議のあり方が変わってくると感じた。会員や事務局の負担の双方の負担を減らしていくことも今後の課題だ。」と話しました。
この記事へのコメントはありません。