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切っ掛けはYEGの繋がり ドローンでまちおこし 商店街をドローンレース場に

5月11日(土)、岡山市北区の奉還町商店街で小型無人機ドローンの操縦技術を競う「ドローンレース」が初めて開催され、多くのメディアに掲載されています。

(掲載|山陽新聞)
(RSK山陽放送)

奉還町商店街でドローンレース 白熱の空中バトルに観衆興奮(山陽新聞デジタル)

 

この事業、YEGの主催や主管事業ではありませんが、YEGのつながりが切っ掛けとなり実現した事業である事を皆さんはご存知でしょうか?

主役となるのは岡山YEGの上高寛之さん。上高さんは、平成29年度日本YEGに出向され、活動を通じて何か事業に繋げたいという思いを持ち続けておられました。そのような中で切っ掛けとなったのが、全国大会岐阜かかみがはら大会でした。
岐阜かかみがはら大会の関YEG分科会にて会員増強に関する取り込みを紹介してもらう為、パネリストの依頼先となったのが岡山YEG。この打合せが関市で行われ、その後の懇親会で出会いが生まれます。

全国大会岐阜かかみがはら大会のPV撮影に使用したドローンに注目し、ドローン教室を開く等の事業展開を始めていた関YEGの石田宏樹さん。上高さんと石田さんは、同年齢で名前の「ヒロ」の呼びが一緒である事から意気投合し、ドローンビジネスの話題で盛り上がりました。
上高さんは、帰りの新幹線の中で、岡山でも何かできないかと考え、その時同席していた同じ岡山YEGの工藤政宣さんと共に、このYEGの繋がりを活用してドローンで地域活性化する為の企画を考えられました。

奉還町商店街で実施されたドローンレースのポスター

それまで真面にドローンを触った事がなかったと言う上高さんでしたが、石田さん(関YEG)と工藤さん(岡山YEG)と共に準備を進められ、一般社団法人日本マルチコプター協会(https://www.jma.world/)を設立されます。

【一般社団法人日本マルチコプター協会】

ドローン関連事業を展開する一般社団法人日本マルチコプター協会は、安全と法令順守を重視したドローン操縦士養成スクール「ドローンステーション」の拡大に取り組む。現在の理事構成は、石田宏樹氏(関YEG)、上高寛之氏、工藤政宣氏(共に岡山YEG)の3名。
今後3年で100店舗を目標にJMA加盟スクール(FC)展開に注力する。さらに協会を通じてドローン利用に関する政策提言も行い、ドローン普及の環境設備を進める。

スクールでは、安全飛行や法令順守に関する教育を最重視。座学に十分な時間を割くほか、自前の訓練所で実地練習を行う。屋外で練習できる機会がごく限られる都心部のドローンスクールに対し、実地での墜落回避訓練などを豊富に行えるのが強み。
また、自前練習場を用いることで受講料を抑えているのも特徴。受講料は、2日間で約10万円と相場の半額の水準。充実した講習内容と費用の安さが受け入れられこれまでに約50人が受講。うち8割は法人客で、年代は20代から60代までさまざま。

今後は授業ノウハウや協会作成テキストを活用してJMA加盟スクール展開を加速し、ドローンに対する抵抗感や悪いイメージを払拭しながら、世の中に役立つ使い方を提供してゆく。

そうして迎えたイベント当日、普段人通りの少ない商店街に大勢の人が集まり大盛況となりました。

ドローンレース当日の映像

YEGの繋がりが切っ掛けとなり実現した奉還町商店街でのドローンレースは大変好評を博し、11月9日(土)に第二回が開催される事が予定されています。全国大会がきっかけで広域的なビジネス提携を実現。ビジネスと地域活性化を両立する好事例を紹介させて頂きました。

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