令和元年8月31日(土)、福岡県朝倉市(甘木観光ホテル 甘木館)において「故郷の新しい風会議 in 朝倉」が開催されました。
「故郷の新しい風会議」は日本商工会議所青年部 政策提言委員会が担当しており、国を良くしようと考える若手国家公務員と、同じく国や地域を良くしようと行動するYEGメンバーの情報交換の場として西、中、東の各地区で開催されます。国家公務員との関係を築くと共に会員同士で相互の連携を深め、各地域の提言活動に繫げてほしいと準備が進められてきました。今回は西地区での風会議という事で、福岡県の栗原県議会議長が来賓として花を添えていただく中、朝倉の地に各地より多数のYEGメンバーが集まりました。
冒頭、ご参加いただいた若手国家公務員の方々より現在の勤務先や業務など日々の仕事内容のプレゼンが行われました。若干固めの雰囲気の中、業務の紹介に加え、現在の中小企業を取り巻く環境などを分かりやすくユーモアたっぷりに解説していただきました。興味をそそる話の内容と若手とは思えない熱のこもった話振りに会場のYEGメンバーの気持ちも一気に高まり、良い雰囲気の中で会が進行されました。
グループディスカッションでは政策提言委員会メンバーがファシリテーターとして各グループに入り「働き方改革、事業承継、地方創生」の3つのテーマでディスカッションが行われました。もともと業種が近いメンバーでグループ分けされており、またどのテーマも仕事や家族、YEGなど日常の身近な部分に関連するテーマであるという事で各グループとも時間一杯まで各々意見を出し合っていました。
最後にはグループ毎にディスカッション内容の発表も行われ、現状の制度に求める工夫や我々が取るべき対応策など様々な意見が出され、その都度会場は共感や驚きの声で大きく盛り上がっていました。
この日、プレゼンで壇上に立たれた国家公務員のある方が「この国の未来を創るのは俺たちだ!」の文言とロゴに「その通りだ!」と大きく感動されていました。「日々の自分の仕事だけでなく地域のためにと日々努力するYEG会員を本当に応援するし、同じく自分も頑張りたい。」と決意新たに話されていました。このことだけでもこれからの活力としては十分ではありましたが、ディスカッションなどを通して新しい制度や考えに触れ、またYEGという同志との新しい出会いを得たことは参加者にとってとても有意義で貴重な機会となりました。
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