令和元年8月3日(土)、福井県連福井商工会議所青年部(以下、福井YEG)は「第66回 福井フェニックスまつり」の中で「馬威し水かけ祭り2019」を開催しました。
「ふくいまつり」は昭和21年7月19日に開催された「福井市復興記念祭」に端を発します。 昭和20年7月19日の福井市大空襲。昭和23年6月28日の福井地震。相次ぐ被災に屈することなく、更なる躍進を目指し見事に復興を遂げてきた福井市。昭和29年に市長(10代:熊谷太三郎 氏)の創意により福井市、福井商工会議所、福井観光協会の共催、福井新聞社後援のもと、同年の7月28日~8月3日の7日間にわたり、「第1回ふくいまつり」を開催することとなり、これが現在の「フェニックスまつり」へと継承されています。
その中で開催する「馬威し水かけ祭り」は、かつて福井城下で町人が鳴り物などで馬をおどかし、馬に乗った武士をうまく走れないようにする「馬威し(うまおどし)」という正月行事を現代風にアレンジしたもので、福井YEGが開催しています。
今年で3回目となるこの「馬威し水かけ祭り」。周囲の認知度も上がり、当日受付を含め約300名の登録がありました。レース部門とパレード部門に分かれ、両方に参加した方も多く延べ500名超の参加者となりました。
当日は超真夏日となり、まさに水かけ日和。大型タンクや沿道に設置した簡易プールなど全部で約20tの水を準備。水かけ祭りの参加者と、沿道から水をかける来場者とで大いに盛り上がりました。また、今回は福井YEGの会員事業所にて「ウォーターキャノン」なる特殊装置を製造し、祭りを盛り上げ来場者の注目を集めることにも成功しました。
市内中心部にある神社の佐佳枝廼社(さかえのやしろ)では親子で楽しめる縁日広場を開催しました。バブルマシーンも登場し、泡だらけで誰が誰だかわからない程。大人も子供も大はしゃぎの楽しい企画となりました。
<福井YEG>
年を追うごとに企画がグレードアップしており、その分多くのご協力をいただきながら開催しています。多くの参加者の皆さま、ご協力いただきました関係各所の皆さま、本当にありがとうございました。
事故もなく本当に良い祭りとなりました。来年も是非とも開催したいと思います。
「馬威し水かけ祭り」
https://mizukake.azurewebsites.net/#uma
福井YEGホームページ
https://fukui-yeg.jp/
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