栃木県栃木市は、「三毳山(みかもやま)」「岩船山(いわふねさん)」「太平山(おおひらさん)」「渡良瀬遊水地」など、県南のシンボル的な自然景観と「渡良瀬川」「思川(おもいがわ)」「巴波川(うずまがわ)」「永野川(ながのがわ)」などの豊かな河川を有しています。歴史的にも喜多川歌麿ゆかりの地であり、現在も「蔵造り」の建物を中心とする歴史的な街並みを残し、多くの観光客が訪れる街となっています。
そんな中、栃木県連栃木商工会議所青年部では、単会の一大事業として蔵の街サマーフェスタ「ハピネス蔵フェス2019」を開催しています。例年、実行委員長をYEG会長が務め、青年会議所様や各種団体の皆様にもご協力いただいております。
当日は栃木市の大通りを歩行者天国にして、スーパーカー&オールドバイクパレードを皮切りに踊りの団体による演舞やお神輿、お囃子渡御、浴衣コンテスト、バーナーイリュージョン等恒例のイベントに加え、毎年様々工夫をしながら新規イベントを実施しております。来場者を飽きさせないために新しい企画を加え、より多くの来場者を迎えるようにと趣向を凝らして開催しています。
蔵の街サマーフェスタでは、昨年より「若者」をテーマに掲げて取り組んでいます。地元で活躍する学生たちにスポットをあて、普段の活動の成果を披露したり発表する場としても開放しております。
ステージでは、地元高校生書道部によるパフォーマンスやNHKのど自慢チャンピオン大会優秀賞者に選ばれた地元中学生によるパフォーマンスが行われ、テナントブースには農業・商業・工業高校生による活動紹介として農業高校は「ハーバリウム体験」、商業高校は「学校マスコットキャラクター商品の販売」、工業高校は「車いすの修理風景」のブース出展が行われました。
また恒例の神輿渡御や昨年より目玉イベントとして行っている熱気球のバーナーイリュージョンも行われ、メインストリートを中心に夜まで熱く、賑やかな一日となりました。
<栃木YEGより>
栃木市には学校が多く高校生だけでも約6千人が通っています。蔵の街サマーフェスタは、そんな学生たちや子どもたちの来場をただ待つのではなく「祭り」の運営に関わりを持たせ参加させることで地域愛を育んでいます。
今回は例年以上に若者(10代)の来場が多く活気あふれるイベントを開催することができました。本イベントが少しでも地域の若者の記憶に残り、これからの栃木市を支えていただける人材が生まれることを期待しております。
次年度以降も、新たな企画に挑戦し進化するイベントを開催していきたいと思います。
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