明治から昭和にかけて、餅をつく際に歌われていた「餅つき唄」は全国各地に存在し、柳井市にもその伝統の餅つき唄が引き継がれています。
山口県連柳井商工会議所青年部(以下、柳井YEG)は12月例会として「伊保庄餅つき唄保存会」の皆様をお招きし、杵と臼を使った「餅つき」と「餅つき唄」を体験する家族例会を開催しました。
当日は、約70名のメンバーとその家族が参加し、餅つき唄保存会の皆様のご指導のもと、餅つき唄に合わせて餅を練り、リズムに合わせて餅をつきました。
杵の使い方に悪戦苦闘するメンバーやその子供達がいる傍ら、慣れた手つきで力強く餅をつくベテランの保存会の皆様の姿に、一同目を奪われていました。
リズムよく叩かれる餅つきに合わせ自然と「ヨイショ、ヨイショ」の掛け声や手拍子が鳴り、慣れない餅つきながら賑やかな雰囲気での家族例会となりました。。
つきたての餅は小さく分けられ、メンバーや家族はできたてのお餅をほうばり、そしてフィナーレには山口県伝統行事「もちまき」も行われ、盛会裏に終わりました。
「餅つき」「餅つき唄」「餅まき」と、メンバーとその家族は次代へ残していくべき日本の伝統文化を目の当たりにしたことで、家族の親睦を深めるにとどまらず、郷土愛を育む、大変貴重な機会となりました。
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