令和元年9月13日(金)・14日(土)、徳島県吉野川市において「日本商工会議所青年部 第36回 四国ブロック大会 吉野川大会」を開催しました。
令和となって最初の四国ブロック大会となる本大会は、大会スローガンを「 同行Y人四国兄弟 ~すべての道はYEGと友に~ 」とし、1年に1度、四国のYEGメンバーが一堂に会し交流すること、そして心を一つにすることを目的に徳島県連吉野川YEGのメンバーを中心に企画・運営されました。
<田中 暢之 会長(日本YEG)>
新たな時代をむかえ、四国内外より多くの同志が吉野川に集まった。YEGの歴史は平成と共に歩んできた。この変化し続ける時代に地域を支えるのがYEG。激動の時代を乗り越えるためには未来を見据えた行動をとることが必要。自社を想い地域を想い、そして日本の将来を想い未来を創り上げていきたい。
本大会には四国ブロックはもとより、全国各地より多数のご登録、ご支援をいただきました。
次年度の大会開催地の発表も行われ「令和2年度 第37回 四国ブロック大会」は香川県丸亀市で行われ、丸亀YEGが主管することとなりました。
分科会では、常設の日本YEGビジネス交流会をはじめ、阿波踊り鑑賞や阿波和紙の制作など徳島ならではの文化を体験し、天然温泉入浴やうだつの町並みなど歴史的景観を楽しむ街並み散策、また清流沿いでのBBQや地元名店巡りなど徳島の自然豊かな食を楽しみました。
記念講演では、講師にタレントのエド・はるみ氏をお招きし、コミュニケーションの大事さをテーマにご講演頂きました。
ちなみに、
前泊者懇親会や大懇親会で振る舞われた「藍ボール」という名前の見たこともない青い飲み物…。
探ってみると興味深いエピソードがありました。
<藍(あい)ボール物語>
とある居酒屋にて 、ハイボール 好きの青年が一言、「ハイボール、アイボール、 藍ボール …」。単なる駄洒落の言葉遊びから始まった「藍ボール」。
来年開催を控える、東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムにも藍色が採用されるほど藍染めの青色(藍色)は「JAPAN BLUE」として世界に広く知られており、深く鮮やかな日本を代表する色です。サッカー日本代表のユニフォームを「ジャパンブルー」と呼びますが、これも「藍色」を表現していると言われています。徳島県は、この藍染めの元となる藍染料「蒅(すくも)」づくりの本場として、現在もその伝統が引き継がれ、徳島県でつくられた蒅を「阿波藍」と呼びます。こういった背景もあって徳島県は「とくしま藍の日」を制定し、県内に藍の波が押し寄せています。
「よし!こうなったら大好きなハイボールを藍色にして藍ボールをつくり、自分たちの街を藍ボール発祥の地にしよう!」と青年は立ち上がり、単なる酒の席での話で終わらせないために、まだ商品もできていないのに商標登録をしてしまいました。しかし、彼の気持ちや本気度が伝わったのか、多くの仲間がこれに興味を持ち、今まさに「藍ボール」で地域を盛り上げようと動きはじめています。まだ、商品化はできていませんが「藍ボール」をきっかけとした地域振興を吉野川YEGの青年達は本気で狙っています。
※商標※
「藍ボール」「アイボール」「AIボール」「あいボール」の4種類
<新居 卓哉 実行委員長(吉野川YEG)>
40名弱のメンバー、日々の実働メンバーはさらに少ない中で、ブロック大会を構築し、終えることができました。その結果わかったことは、『メンバーの数が少なくてもできる!数は関係ない!』ということ。長年にわたり先輩方が築いてこられたYEGとしての信頼、親会の支援、行政の協力、地域の皆さんのご理解の 上に成り立ったネットワークがあれば、「同志」が何百人もいるのと同じ。全員が主役となり「一致団結」したブロック大会。この大会を通じて自社や地域の持続的発展に欠かせない自信と覚悟を手に入れました。
この記事へのコメントはありません。