【長期ビジョン(2018~2022 年)策定の経緯】
「長期ビジョン(2018~2022 年)策定にあたって」
25 周年を向かえた岡山YEGは、若者から大人に成長を遂げている最中と言えます。今まで培ってきた歴史と文化を礎にさらに進化を遂げていく成長時期と言えます。そして新長期ビジョンは次なる目標に向かって進む道標となるものです。今までの経験で得たプライドとパワーを今後も衰退する事無く、更に成長して行くための長期ビジョンを策定する必要があると感じました。
「世の中の時代背景」
少子高齢化に伴う生産人口減に相反して世界人口は増加の一途を辿り、今までの働き方、雇用などにも変化が起こることが予想されます。また昨今、天災による被害で事業継続が困難になる地域もあり、我々の住む岡山も他人事ではありません。災害発生時の事業継続など対策を講じる必要性もあります。
「岡山YEGの背景」
日本YEG三大事業(ブロック大会、会長研修会、全国大会)を全て経験するなど全国でも稀有な単会であり、順調な発展・成長を遂げ、特に平成 27 年度の全国大会「吉備の国おかやま大会」では岡山県一丸となりその“連帯の証”を全国に発信できたのではないかと思います。ただ、この先に急激な世代交代が起こり2022 年には“おかやま大会”を経験し、特に10年以上のキャリアを持つ会員は 100 名に満たなくなります。これまでの経験をどのように組織の中に伝え繋げていくかを考える必要があります。
「ビジョンに込められた想い」
新長期ビジョンは、まず個人としてYEG活動に参加していただくことで、知識、経験、感動を共有し会員相互の絆を深めることにあります。さらに経済人としての研鑽を積んで成長を促し、結果、企業としてのビジネス力をより強化していくことで自社と地域の活性化を実現していくことを目的としています。そして成長した会員一人ひとりを「魅力あるメンバー」と表現し、その力を結集する団体となることで更なる飛躍に繋がると考えます。
また、岡山YEGとして地域経済の発展の仕組みづくりに取り組み、岡山YEGブランドを確立する事で今まで以上にYEG活動に誇りを持って欲しいとの想いが込められています。
「スローガンで伝えたい事」
常に時代の最先端に立たされている我々青年経済人が「岡山の未来を切り拓き、豊かな郷土をさらに発展させたい」との想いを言葉にしています。貴重な時間と労力を使って活動を行う会員を「郷土の名も無きHEROES」と表現し、多種多様な会員が多数所属する岡山YEGのスケールメリットを活かした意見や発想を
集約した行動力を組織の力として発揮していきたいと考えています。
「ビジョン達成のためのHEROES5カ条」
行動指針を「ビジョン達成のため」と表現する事で、長期ビジョンを達成するツールだという認識となる表現にしました。そして「いろいろな会員が、いろいろな能力を持ち、いろいろな活動が出来る」事と「色言葉」を掛けて5つの行動指針を掲げました。
それは、【情熱と誇りを胸に活発な活動を以って希望に満ちた岡山の未来を創る】ことになるでしょう!