大野YEG(福井県連)では、6月30日(土)~7月1日(日)に越前海岸より歩いてサバを運ぶ「半夏生サバ買い出しウォーキング」を実施されました。海のある越前海岸四ケ浦から盆地の大野市まで約60kmの道のりを、夜通し歩き続け、約18時間かけて一般参加者の皆さんと共に歩く事業です。
大野市には、江戸時代に大野藩の藩主 金森 長近 が奨励し、毎年半夏生の日に大野藩の領地(飛地)であった越前海岸四ヶ浦で捕れたサバを丸焼きにして食し、田植えで疲れた身体を癒したという風習があります。
現在も、半夏生の日には市内中でサバの丸焼きが行われ、炭火で焼かれた丸焼きのサバの香ばしい匂いで街中が包まれています。
大野YEGでは、半夏生に合わせ、参加者とともに越前海岸から歩いてサバを運び、丸焼きを食べることで大野の伝統的な食文化を再認識するとともに、「半夏生サバ」の風習を『越前おおのブランド』の一つとして広く市内外に情報発信しながら、「越前おおの」及び大野YEGをPRすることを目的に開催し、今年で12回目を数える継続事業となっています。
※主な行程
《1日目》6月30日(土)
午後1:30 大野商工会議所 集合
午後4:30 越前海岸四ケ浦(越前漁港)
サバをリヤカーに乗せて徒歩で出発
《2日目》7月1日(日)
午前8:00頃 大野商工会議所 到着
朝食会(輝センターオープンデッキ)
入 浴(扇屋旅館)