長崎YEG(長崎県連)・長崎厄入り祭り実行委員会が主催する「長崎厄入り祭り~あじさい燈籠ながし~」が、6月9日(土)、長崎市内の中島川・眼鏡橋周辺で初開催されました。
本事業は、長崎YEGが取組んできた「政策提言」を具現化し、長崎の発展に寄与するまちづくり事業として企画され、実行委員会を組織し、YEGメンバーの皆さんが中心となって実施されています。
観光閑散期である6月に県外からの観光客を呼び込むための観光資源の開発を目的とし、長崎独特の風習である「長崎厄入り」の魅力を発信することで、「厄入りの年は長崎に集まる」ことをゴールに掲げ、観光業をはじめとする地域経済の活性化を図ると共に、U・Iターンのきっかけ作りなど、定住人口の減少を食いとめるための施策にも繋げたいという思いが込められた事業です。
イベントでは、眼鏡橋を挟んだ中島川と中島川公園に、紫陽花を模したランタンなどを設置。また、「長崎厄入り」にちなんで、「厄ながし」をイメージした燈籠ながしを実施し、観光客だけでなく多くの家族連れで賑わいました。
燈籠は合計1000個を準備。燈籠流しのほか、場内の装飾や燈籠作り体験にも利用され、燈籠の台座製作にあたっては、障がい者施設に協力を依頼されています。このほか、海外からの観光客に「長崎の和の文化の体験」を発信しようと、長崎市内の団塊世代でつくる市民グループ・長崎ダンカーズ倶楽部に依頼し、「お茶」「お花」「折紙」の体験を行い、外国人観光客なども多く参加されました。
本事業は長崎市の「長崎創生プロジェクト」「まちぶらプロジェクト」に認定されており、長崎YEGは、「交流人口の拡大による地域の活性化、まちなかの賑わいの創出に寄与する事業として、次年度以降も継続・発展させていきたい」と述べられています。
参考リンク
長崎YEG過去の政策提言(http://nagasaki-yeg.com/policy_recommendation)
長崎経済新聞記事(https://nagasaki.keizai.biz/headline/1491/)