鳥取県星空保全条例制定1周年記念イベント(鳥取県主催)が1月12日(土)、鳥取県湯梨浜町のハワイアロハホールで開かれ、星取県推進功労者として鳥取商工会議所青年部(杉内勝成会長)が表彰されました。
環境省実施の全国星空継続観察で星の見えやすさ全国1位の実績がある鳥取県は、星取県活動として、保全地域への地域振興事業を支援し、条例普及の出前講座などを開催しています。
青年部では、2016年度に平井伸治鳥取県知事・深澤義彦鳥取市長への光害防止条例の制定や星空を通した環境教育の推進について提言し、17年度は星取県ビールや星取県切手といった大手企業とのコラボ商品を企画して県内外へ広く発信。また、17・18年度には星空鑑賞会などの企画を盛り込みグランピングを開催し、星取県をテーマとした滞在型観光の可能性を見いだしました。
牧浦健泰16年度会長は、「鳥取の夜空を守るのは、私達鳥取県民の大きな使命。50年、100年先の未来もきれいな星空であってほしい」と願いを込め、今後について「星空を含めた鳥取県の数多くの魅力を、平井知事を筆頭に国内外へ発信し、日本一輝く鳥取県にしたい」と謝辞を述べました。
当初、平成28年度YEGとして『光害防止条例』の制定を提言。29年度、12月鳥取県議会で可決承認。30年4月『星空保全条例』が施行されました。
『星取県』というネーミングを使った旅行プラン、星空ナイトツアー、地酒、シイタケ、お米、お菓子等、数多くの産品が販売され地域経済に貢献しています。
平成29年には、日商三村会頭より鳥取商議所が『きらり輝き振興大賞』受賞、30年度には日本YEG準大賞『YEG提言が条例に』を経て、この度の受賞となりました。
※情報提供:鳥取YEG 牧浦健泰さん