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ご祝辞・ごあいさつ

日本商工会議所 会頭
三村 明夫

“日本商工会議所青年部 設立35周年記念 祝辞”

日本商工会議所青年部の設立35周年を心からお祝い申しあげます。
 昭和58年に、128商工会議所青年部でスタートした日本商工会議所青年部(日本YEG)は、今や413商工会議所青年部33,000名を超える会員で構成される巨大な組織に成長しました。平成30年4月には、私が会頭を務める東京商工会議所の青年部も入会し、飯能商工会議所青年部と併せて415に増加します。
 最近の数年間でも、毎年1,000名ずつ会員数が増加を続けているとともに、全国の商工会議所515人の会頭のうち、約4人に1人となる123人が青年部OBとなるなど、商工会議所活動に青年部は欠かせない存在となりました。
 これもひとえに、歴代の会長をはじめ、役員ならびに全国の青年部メンバーの皆様方の永きにわたるご努力と、年々積み上げてこられた信頼の賜物であり、心から敬意を表します。
 日本YEGは、全国のYEGとの交流と連携、ビジネス活動の支援、研修会の開催等による青年経済人としての資質向上、政策提言活動などを目的としており、これまで、全国大会や全国会長研修会、秋のブロック大会の開催や、全国のYEG活動のモデルになる事業を表彰する「YEG大賞」、平成15年から連綿と続くYEGメンバーの新たな挑戦を支援する「ビジネスプランコンテスト(BPC)」、さらに国家公務員との意見交換会「風会議」など様々な事業を実施されてきました。
 直近の事業をみますと、全国のYEG単会を訪問する事業や、台湾やカンボジアをはじめとする海外の青年経済人との交流事業、在日商工会議所と連携した海外展開支援、クラウドファンディングを活用した新事業展開支援など、まさに時代を先駆ける新たな事業の実施に積極的に挑戦し続ける姿を非常に心強く感じています。
 わが国は、民間主導による成長のステージを迎えております。人口減少の社会においては、経営者自らがリスクテイクしながら、働き方改革やITを活用した生産性向上などに積極的に取り組み、新たな投資や成長に挑戦していかなければなりません。地域を支える次代のリーダーであるYEGが地域の中核となり、「成長する経済」の実現に向けて、民間の挑戦を後押しし、明るい地域の未来を切り拓いてまいりましょう。
 平成30年は、東京、大阪、神戸に商工会議所が設立されて140年目にあたります。商工会議所の創設者である渋沢栄一翁は、利益の追求を目的とする企業は、公益にも心を用いなければならないとして、「公益と私益の調和」を唱えました。この理念は、変わることなく受け継がれ、現代においても、商工会議所の精神的な支柱であり続けています。YEGの皆様には、是非とも渋沢翁の理念を自らの経営にどう活かすのか、改めて考えていただき、次世代の地域のリーダーとして、大きく飛躍されることを期待しております。
 結びに、この記念すべき35周年の節目を契機として、YEGの皆様が持前の強力なネットワークを活用し、会員相互の連携を一層強めるとともに、従来にも増して活発な事業活動を展開されますよう、心からご期待申しあげ、お祝いの挨拶とさせていただきます。


日本商工会議所 平成28年度会長
岡村 寅嗣

“平成28年度会長 岡村 寅嗣 祝辞”


日本商工会議所 平成27年度会長
伴 靖

“平成27年度会長 伴 靖 祝辞”


日本商工会議所 平成26年度会長
仲田 憲仁

“平成26年度会長 仲田 憲仁 祝辞”


日本商工会議所 平成24年度会長
尾山 謙二郎

“平成24年度会長 尾山 謙二郎 祝辞”


桃太郎一派
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