未来への承継のために事業を重点化
日本商工会議所青年部(以下日本YEG/田中暢之会長・各務原商工会議所青年部所属)は、各地の商工会議所青年部(以下YEG)が抱える悩みや、各地のさまざまな取組や事例等に関する意見交換会として、全国各地のYEGを訪問しています。
2020年1月17日(金)、群馬県伊勢崎YEG(菊池潤一会長)を訪問しました。
伊勢崎YEG菊池会長は、「伊勢崎YEGは、『YEG take over 未来へ承継 そして…』をスローガンに活動している。伊勢崎市は人口20万人を超えており、今もなお人口が増え続けている。同時にYEGも会員数が増え、200名を超えた。しかし伊勢崎YEGには、例会を行っていないため会員のための事業が実施できていない一方で、もんじゃまつり、第34回ミスひまわりコンテスト、いせさきまつりなどのイベントには参画しており、伊勢崎YEGはボランティアのような活動がメインになっている。自企業の発展につなげることがYEGの活動の本質と理解し、未来に向けて活動を重点化していきたい。」と話してくれました。
日本YEG田中会長は、「全国的な傾向を鑑みると、イベント中心の活動は、特定の会員の負担となり、会員減少に拍車がかかる可能性がある。会員が増えている今だからこそ、未来を見据えた事業を取り組むことは非常に重要である。」と話しました。