愛媛県連松山商工会議所青年部(以下、松山YEG)は、令和元年9月23日(月・祝)に城山公園(松山市堀之内)において小林信近翁顕彰事業「第2回 スマコレランドまつやま」を開催しました。
この事業は、愛媛県には存在しない「テーマパーク遊園地」を1日限りで松山市街地のど真ん中である松山城「城山公園」に出現させるというものです。
事業名の『スマコレ』とはスマイルコレクション(笑顔を集める)を略した俗語で、子供たちの笑顔こそ未来に向けた最も重要な宝物であり、100年先も故郷の松山が子供たちの笑顔であふれる街であり続けたいという想いでネーミングされました。
本事業は、平成30年度に松山市の名立たる企業の設立や、愛媛県議会などにも大きく貢献され、松山の「渋沢栄一」と称された「小林信近翁(松山商工会議所の初代会頭)」の没後100年の年を迎えるに当たり、親会(松山商工会議所)からの事業企画要請もあり、故郷の偉人を市民へ向けて顕彰する事を大きな目的の一つとして企画されました。
さらに松山YEGでは、次代を担う青年の責務として最も大切なことは、未来を想い描くその「意志」を知り、受け継ぎ、また次の未来へと繋げていくことだという認識のもと、本事業を継続事業としています。
会場内には子供たちが楽しめる様々なテーマアトラクションや、親子で楽しめる懐かしの縁日ブースなどが設けられるほか、人気のキッチンカー約20台が出展するグルメストリート、親会企業(鉄道会社・銀行・大手企業)のワークショップブースなどが出展されました。
また、本事業の大きな目的の一つでもある「地域ワンチーム」としての事業へと発展すべく、本イベント会場の立地を利用し、メイン会場城山公園をとびだして親子で地域の魅力を探索しながらゲーム感覚で市街地を探索するスタンプラリー方式のイベントを、親会事務局、地元大学との共同企画として開催した。
松山YEGでは、公益社団法人松山青年会議所様・公益社団法人松山法人会青年部様と「青年三団体」として交流が深く、昨年度より内容企画や当日のお手伝いと多大なご協力をいただいております。
第2回となる今回も、まだまだ認知度も低く周知も足りず、前日に台風の影響でアトラクションの一部を夜を徹して準備し直すなどのハプニングもあり、当日まで集客に不安を抱えておりましたが、天気の回復が進むに連れて昨年をはるかに上回る市民の皆さんにご来場いただき「去年来て、また今年も来たかった」との子供たちの声も多く、人気アトラクションではチケットが即売してしまい「その為に来たのに」と嬉しいクレームもいただくなど盛況となりました。
この事業は将来的には市民全体を巻き込んで松山ワンチームとして「故郷の未来を想い描く日」の制定に向けたきっかけの事業としてスタートいたしました。この「想い」が100年先まで繋がるようこの先も目指して欲しいと思います。
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