2年間で130名を超える会員拡大成功の要因とは
2020年1月7日(火)、日本商工会議所青年部(以下日本YEG/田中暢之会長・各務原商工会議所青年部所属)は、各地の商工会議所青年部(以下YEG)が抱える悩みの一つである会員拡大について、積極的な取り組みを行い、拡大に成功した栃木県宇都宮YEG(神宮祥臣会長)を訪問し、成功の要因について話を伺いました。
宇都宮YEG神宮会長は、「宇都宮YEGは、一昨年度まで約130名の会員数で活動を行ってきた。昨年度に65名の新会員をむかえ、今年度も更に72名の新会員を迎え、現在では約260名ものメンバーが所属している。これまでは先輩の勧誘だけが頼りであったが、会員拡大を専門に担う委員会を設置し、積極的に活動を実施したことが実を結んだ。さらに、例会・委員会・懇親会を問わずオブザーブ参加の窓口を広げており、オブザーブ参加した人達が、会員拡大委員会の充実した活動を実際に感じることができることも入会に繋がっている。現在は、会員拡大数の増加に対して出席率が低下している事が新たな課題である。」と話してくれました。
日本YEG田中会長は、「この会員拡大の取り組みは全国のメンバーに伝えていきたい。入会者に対して出席率が低い事を課題にあげられているが、出席率が良い単会はオリエンテーションをしっかり行っているところが多い。また、例会の内容によって出席率も変わる。会員が求める例会がどのような内容なのか、執行部だけで作るのではなく会員の皆さんに訊ねてみることも必要なのではないか。」と話しました。