WEB月刊石垣 4月号 YEG CONNECT (宮崎県連高鍋YEGの黒木敏史君)

宮崎県連高鍋YEG
黒木 敏史(くろき・としふみ)
1982年生まれ。
農業法人である株式会社甦る大地の会 代表取締役。
グループ会社に酒類メーカーの株式会社黒木本店、株式会社尾鈴山蒸留所

全国各地で地域の未来のために励むメンバーを紹介するコーナーYEG CONNECT。
初回は、宮崎県連高鍋YEGの黒木敏史君。プレミアム麦焼酎の「百年の孤独」を始め、麦焼酎「中々」、芋焼酎「㐂六」などを展開している黒木本店グループの取り組みについてお話を伺います。

―まずYEGへ入会されたきっかけと良かったことを聞かせてください。
当時の単会会長に誘われ入会しました。良かったことは、地域はもちろん、出向を通じて九州、全国各地に仲間ができ、その人たちとの出会いを通じて自分自身が磨かれたと強く感じていることですね。

―御社が取り組んでいる自然循環農法について教えてください。
黒木本店や尾鈴山蒸留所で酒類を製造する工程で発生する廃棄物を有機肥料化したものを農地に生かし、栽培した芋や大麦、こうじ用米を酒類製造の原料とする循環型農業です。その土地の風土を醸す魅力あるものづくりにおいては、この循環型という考え方や生き方が大切だと考えており、宮崎児湯の豊かな自然に恵まれたこの地の価値を最大限に発揮することで、地域の魅力の一つの形になるとともに、持続可能な社会の実現に貢献できると信じています。

自然循環農法のイメージ
焼酎の仕込み風景

―今後の取り組みや、目標などをお聞かせください。
最近取り組み始めたことですが、クレソンやホウレンソウなど青果物の栽培、干し芋などの加工品にもチャレンジしています。循環型農業をさらに発展させる中で、エネルギーや環境面においてもより配慮しながら農地を守り育て、豊かな食文化の発展に少しでも貢献し、次世代につなげていきたいですね。

栽培されたホウレンソウと黒木君

―それでは最後に全国のYEGメンバーへメッセージをお願いします。
それぞれの地域で活躍して、次世代をより豊かな社会にしましょう。YEG活動を通じて会えることを楽しみにしています。

 

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