燕商工会議所青年部は、品薄の続くマスクを市民に届けようと、会議所の駐車場で5月16日と17日にマスクを販売しました。

使い捨ての中国製の青い不織布マスク50枚入りを1箱税込み2,500円で販売する。誰でも購入でき、販売個数に制限はない。利益は燕市の子どもたちの教育などに寄付する。

部員25人が参加し、テントを立ててドライブスルーを2レーンを設置して販売。午前8時に会場設営を始めるとすでにマスクを買いに待っている人がいた。メンバーが車を誘導したので、道路が渋滞するようなことはなかった。

訪れたのは年配の人や女性。店頭では品切れが続くマスクの大量販売とあって「大丈夫なの?」、「どこ製?」と品質を心配する人も。市内から訪れた女性は「もう1箱あるけど念のため買っておこうと思って。子どもへの寄付にもなるというので」と話していた。

新型コロナウイルスの感染拡大で青年部は活動を休止している。そのなかでも何か役に立てることはないかと検討。マスクはネットではいつでも買える状況になっているが、地元の店頭では依然として確実に入手するのは難しい。

そこで貿易を手がける会員がマスクをこのために輸入し、ほしい人に確実に届け、利益を子どもたちのために役立つように寄付することにした。ざっと1万箱、50万枚を超すマスクを用意したので、足りなくなることはなさそうだ。

藤原会長は、マスクが出回り始めているという声も聞くので、どれだけ需要があるか見当がつかなかったが、「やはりマスクをほしい人は多いことがわかった」と役に立てていることを喜び、「新潟県の緊急事態宣言が解除されたが、われわれ青年部が今、行動で示せるのはこういったことなのかなと思う」と話していた。

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