全国大会のあゆみ昭和61年〜平成2年
第6回全国大会〈福島大会〉1986年
開催地:福島県福島市(福島県文化センター)
開催日:昭和61年10月18日(土)
主 管:福島県商工会議所青年部連合会
参加者:162商工会議所青年部 1,408名
本大会の席上で、 青年部の部員相互の連帯と意識の高揚を図り、 青年部活動を広くPRすることを目的に製作した「商工会議所青年部の歌(伸びゆく大地)」 が披露された。 歌詞は一般公募により、 全国各地から寄せられた44点の作品の中から選ばれたもので、 福山商工会議所(広島県)の事務局員・石井耕二氏の作品。 また、 これと併せ、 商青連が62年度に設立から5年目を迎えることから、 その記念事業(アメリカ、 カナダへの研修視察団の派遣)も発表された。
開催地:沖縄県沖縄市(沖縄市民会館)
開催日:昭和62年11月7日(土)
主 管:沖縄県商工会議所青年部連合会
参加者:197商工会議所青年部 1,538名
沖縄県の祖国復帰15周年という節目の年に開かれた本大会では、 新しい試みとして大会前日に「同業種交流会」 を、 また当日は、 「世界経済の中で日本の果たせる役割」 をテーマとしたパネルディスカッションを開催した。 さらに、 大会後にはその記念事業として商青連の組織拡充と会員相互の交流と連帯を深めることを目的に、 商取引の手引書ともいえる「全国商工会議所青年部名簿」(B5判、 393ページ)が作成された。
開催地:山口県山口市(山口県スポーツ文化センター)
開催日:昭和63年11月17日(木)〜18日(金)
主 管:山口県商工会議所青年部連合会
参加者:215商工会議所青年部 2,150名
商青連が昭和58年4月の設立から満5年を迎えた記念すべき年に、 明治維新の地・山口で開催された本大会は、 これまでとは違って、 2日間にわたって開催され、 初日に懇談会(懇親会)を、 2日目に式典と記念講演会が行われた。 特に今回の登録者数は、 大会史上初の2千人の大台を越え、 2,150人となった。 また記念講演会には一般市民にも参加枠を広げたため、 地元の高校生も参加した。
開催地:高知県高知市(高知ぢばさんセンター)
開催日:平成元年11月16日(木)〜17日(金)
主 管:高知県商工会議所青年部連合会
参加者:209商工会議所青年部 1,691名
前夜祭として開催した分科会はいずれも好評であった。 特に坂本龍馬蠡分科会は100名を越える参加者があった。 拡げよう友情の輪、 創ろう新時代の日本のスローガンのもとに開催され、「綱領」 「指針」 を掲げた初めての大会でもあった。 式典の中で、 参加いただいた青年部紹介を県単位でスライド利用により時間を短縮化し、また本県出身で三菱電機M相談役進藤貞和氏より特別講話をお願いした。
開催地:静岡県浜松市(グランドホテル浜松)
開催日:平成2年11月16日(金)〜17日(土)
主 管:静岡県商工会議所青年部連合会
参加者:247商工会議所青年部 2,513名
全国大会も今回で10回目という節目の年。 世紀末の10年(1990年)に向かい、 経済・産業の発展にかける決意を新たにした。特に今大会の目玉は、 米国の未来学者アルビン・トフラー氏を迎えての国際講演会。 権力構造において軍事力や資本力から、 知性や感性がリードしていく時代に移行することについて熱弁を振った。 くしくもこの年8月、 イラクがクウェートに侵攻するという国際的大事件が起きており、 約70分に及ぶ講演内容は2,600人の聴衆に強い衝撃を与えた。