研修とは「学問・技能などを研き修得すること。特に、職務に対する理解を深め、習熟するために学習すること。」（大辞林）とあります。ＹＥＧで意味する職務、つまり役目とは、ひとつは「ＹＥＧ会員として」そしてもうひとつは「企業人として」ではないでしょうか。
平成２０年度の研修委員会では、「真の経営者」としての資質を研く学びの場を提供したいと考えています。会長所信にもある「一人はみんなのために、みんなは一人のために」を受け、ひとつひとつの活動における共通の目的として「信頼の構築」を掲げ、信頼関係があってこそ最良のビジネスに繋がっていくことを実感していただきたいと思います。そこに「心を込めて、手と手を携えて（Hearts Hands）」行動から感動への後押しが出来るような研修を目指します。
ＹＥＧの研修活動に参加したからこその「心を支えあうことが出来る仕事と人生の仲間づくり」ができる委員会活動にしたいと思います。

１）全国ＹＥＧで活用可能な研修ツールの構築

全国４００単会それぞれが行っている役員研修会や新入会員研修会の内容を集約し、各単会で今後の研修事業の充実に役立てていただくためのツールを構築し、必要に応じて情報提供できる環境作りをします。

２）第６回ビジネスプランコンテスト（略称ＢＰＣ）の開催

コンテストを通じて、ビジネスの見直しや自分の新しいビジネスを生み出すチャンスの創出を行い、優秀なプランに対しては合宿形式でのブラッシュアップの機会を創り、後にグランプリを決定します。具体的には過去の参加者やスタッフからのヒアリングを行い、今までの実績を活かしながら企画を進めていきます。加えて、本年度はコンテスト後のフォローとしての受賞者のプランを発信する機会の提供にも挑戦します。

３）翔生塾の企画・開催

ここ数年、翔生塾のスタイルや内容についての様々な議論があったようです。そこで、今一度この研修の目的をどこに置くのか、後にどのようなビジョンが持てるのかを見直し、公開研修も選択肢に含め、企画および開催運営を行います。誰にどんな想いを伝えたいかを含め、何を実感、経験して欲しいのかを再考し、商工会議所青年部ならではの「参加者側に立った研修」を開催します。

４） 全国会長研修会における研修内容基本プログラムの構築（主管地ＹＥＧと共に）

参加対象者である会長や会長予定者に必要とされる有意義かつ全国会長研修会の研修内容モデルとなる研修基本プログラムを構築します。

５）オリエンテーション資料の収集・紹介

全国４００単会で使用できる、オリエンテーション開催に役立つ資料の引き出し(各単会情報、ＤＶＤ、リーフレット）を単会の規模等の環境に配慮しながら紹介いたします。