平成19年度事業紹介
平成19年度事業紹介
運営方針
人口の減少や経済の縮小は、地域における政治や行政の力を発揮しにくい状況を生み出しております。では誰が地域の未来を見据え、地域経営に取り組んで行くのでしょうか。それが地域の中小企業経営者で組織され、自社企業を発展させることを通じて地域経済の活性化と豊かな地域の創造を図る商工会議所であり、その商工会議所活動の一翼を担うYEGであると思います。そして日本YEGとは、それぞれの地域で積極果敢に、豊かで住みよい郷土づくりに取り組む、26,000人の会員を擁する400青年部の連合体組織であり、日本商工会議所定款にその存在を明記された日本商工会議所の内部組織であります。日本YEGはその組織の特性を有効活用し、全国に設置されているYEGの様々な活動を支援するのが使命であります。
従来からの研修、研鑽、交流と連携に加え、「地域のために」「各地単位YEGのために」「会員企業のために」の3つを軸にスローガンである“「We Can Do It.今行動!」全ては愛する地域のために”に従い、次の方針で運営致します。
(1)全国YEGの地域活動支援
- YEGの連合体としての特性を最大限生かし、全国各地から集まるYEGが関わる街づくりや祭りの成功事例、ビジネスの最先端情報などを集約し、各地YEGの事業活動のアイデアやヒントなどを提供する情報源となります。
(2)商工会議所活動の一翼を担うYEGへの支援
- 各地商工会議所におけるYEGの位置づけを明確にし、商工会議所の内部組織として地域経営に積極的にかかわるYEGを支援します。また、ITツールを利用した情報の受発信やネットワーク形成を支援致します。
- これからの時代の商工会議所青年部のあり方を見据えた中長期ビジョンの策定と、それらの実行に必要な組織、さらには具体的な事業と行程を検討し、実現を目指します。
(3)会員企業の事業活動への支援
- 企業経営者であるYEG会員の研修、研鑽、交流をベースに、それぞれのビジネスにアイデアとチャンスを見出せる研修会を実施し、YEG会員に対するサービスを行います。
- YEGが取り組む豊かで住みよい郷土づくりのために、また会員の多くがそうである中小企業の活性化のために必要な施策を日本商工会議所へ、あるいは行政へと提言いたします。
実施事業
(1)YEG(単位会議所・道府県連・ブロック)組織活動支援事業
全国大会、全国会長研修会の企画、運営(主管地実行委員会と共に)
ブロック大会開催地連絡会議の企画、運営
各ブロック大会への協力
YEG(青年部)設置の促進と日本YEG加盟の推進
各地商工会議所定款への青年部の位置づけ明記の推進
商工会議所活動の一翼を担うYEGへの支援
中長期ビジョンの検証と共有・実践・継続と提言書の作成
YEGグループウェアであるAT(エンジェルタッチ)の普及、利用促進
(2)YEG(単位会議所・道府県連・ブロック)地域活動支援事業
地域と中小企業のための政策提言の検討
行政との協力体制の構築、場の創作
YEG事業データベースの充実
YEG大賞事業の企画、運営
商青連コミュニティビジネス協議会との連携
(3)YEG(単位会議所・道府県連・ブロック)会員企業支援事業
25周年記念事業「YEG東京サミット」の開催
「ご縁満開YEGビジネスサイト」の充実
「YEGビジネスプランコンテスト」の開催
ビジネスネットワーク支援室との連携
その他会員企業に対する支援
(4)YEG(単位会議所・道府県連・ブロック・日本YEG)広報活動事業
YEGブランドの確立に向けたIT化の推進
ホームページの充実
メールマガジンの充実
(5)YEG(日本YEG)と日本商工会議所との連携強化
日本商工会議所の研修、セミナー等の情報提供
日本商工会議所会頭、役員との懇談会開催
日本商工会議所が設置する各小委員会への参加
(6)YEG(日本YEG)と他会との交流・連携事業
全国商工会青年部連合会、(社)日本青年会議所、及び他の青年経済団体との交流
CACCI-YEG-AP(YEGアジア大洋州)との交流