25周年特別委員会紹介
基本方針
時の移ろいとともに私たちの生活環境は絶えず打ち寄せる大きな波に翻弄され続けています。例えば高度情報化の波、あるいは地方経済を襲う少子高齢化にともなう市場規模縮小という波、そしてグローバルスタンダードという名の国際化の波。しかし、これらの大きな波の動きを読み、逆にその波に乗る事が出来るならば、私たちは明るい未来へ大きく帆を進めることが出来ます。
さて、私たち日本YEGは本年度25周年を迎えます。永きに渡り全国各地域で、豊かで住みよい郷土づくりに取り組んできました。今こそ私たちは「温故知新」の精神で、25年間蓄積した知識と知恵を活用し、次々と押し寄せる荒波に乗って明るい未来へ社会を導いていく役割を担わなければなりません。
本年度のスローガンは“ 「We Can Do It .今行動!」 全ては愛する地域のために ”です。今出来る事を今やらなければなりません。25周年特別委員会のメンバーが各地域で優秀な先導者となり、率先して地域を導いていけるように1年間活動して行きます。
国際化の波も容赦なくわが国に押し寄せています。2005年7月8日「第25回全国大会・愛知大会」に於いて「愛知宣言」が世界へ発信されました。これはアジア・大洋州各国商工会議所内の若手経済人組織の連携・協力の可能性を示すものです。
私たち日本YEGはこの宣言を国際化の波に乗る大きなチャンスの一つと位置づけ、実現を目指すべきであると考えます。本年度はその第一歩として、CACCI-YEG-AP(アジア商工会議所連合会ヤングアントレプレナーズ委員会)のメンバーとの勉強会・交流会の開催を目標に日本商工会議所と連携を取りながら企画・検討していきます。
また、25周年特別委員会では未来に向けて知識と知恵の蓄積を続けなければなりません。その一つとして平成18年度「YEG改革推進会議」の事業であった「故郷の新しい風会議」を引き続き開催し、吹き始めた新しい風が止むことがないよう「官民一体型」の議論の場を全国各地に広げて行きます。そして過去5年間と今年度の日本YEGの活動と提言をまとめ、記念誌を発行します。
事業計画
- (1)25周年記念誌作成・YEG記念グッズの製作
- (2)アジア連携に関する情報収集・国際交流に関する事項
- (3)若手官僚との交流・研修(内閣府・経済産業省・中小企業庁等)
- (4)25周年記念事業に関する取りまとめ
- *各委員会と連携をとりながら25周年記念事業(YEG東京サミット)の開催に取り組む。