いいとこ白山鉄道まつり2022(白山YEG)
白山市は、全国でも珍しい「新幹線、在来線、民間鉄道という3種類の車両基地が同じ市にある」という特徴があります。また、当市内にある「白山総合車両所」は、全国で6つしかない新幹線の総合車両基地の1つであり、最新の設備を備えた日本有数の総合車両基地でもあります。 しかしながら、そのような稀有な特徴や魅力は、ほとんど誰にも知られることなく、埋もれている状況でした。 そこで、白山YEGは、2017年度に当単会として初めての政策提言書となる「『鉄道のまち白山』を活用した賑わい創出策~将来世代のために我々がやるべき一歩」を作成し、白山市に提出しました。そして、これが大きなきっかけとなり、白山市は「鉄道のまち白山」の目玉の観光施設である「ビジターセンター」を白山総合車両所の隣に設け、2024年春の開業を目指すことになります。 前年度には、コロナ禍の中でも少しずつ「鉄道のまち白山」の機運を高め、政策提言書で提言していた「鉄道まつり」を初めて開催しました。悪天候にもかかわらず、約1,000人の来場者があり、改めて賑わいを創出するための資源としての「鉄道のまち白山」に、大きな魅力を感じた1日でした。