西諸発展へ若者連携 2市1町11団体が協議会(小林YEG)

4月20日、新型コロナウイルスによって暮らしや経済が疲弊する状況を受け、「コロナ禍を乗り越え、さらなる西諸地域の活性化を目指したい」と、行政区や団体を超えた組織として11の異業種青年団体が手を組み、連携して苦境を乗り切ろうと、西諸地区の若者が「にしもろ青年連絡協議会」を発足させた。

協議会事務局長の下沖篤史さんは「西諸地域は、明治期から市町村の合併分離が繰り返されてきた歴史があり、地理的に隣接するだけでなく経済圏・生活圏としても密接に関連しているが、青年団体間には見えない壁があった。コロナ禍をきっかけに、行政区を超えたアンケートの実施や飲食店支援イベントの協力開催ができるようになった」と話す。

協議会では、地域活性化への取り組みとして地産商品の「にしもろブランド」化とネット販売の準備を進めている。

下沖さんは「広域的視点から地域全体を見渡すことが可能となり、西諸は転換期を迎えている。若い世代の思考は柔軟性に富んでおり、その視点からアフターコロナの新しい西諸が見えてくると思う」と話す。

「にしもろ地域新型コロナウイルス影響調査アンケート」

小林市、えびの市、高原町の西諸地域の在住者を対象に5月15日からウェブ上で「にしもろ地域新型コロナウイルス影響調査アンケート」実施している。
無記名方式で、現在の新型コロナウイルスによる影響の有無、今後予想される影響、行政機関への要望などを項目の複数選択または自由入力で回答する。アンケートの有効性を担保するため800人以上の回答を得ることを目標とし、協議会は集計結果を基に行政区単位の縦割り支援ではカバーできない支援ニーズを把握。関係機関への連絡調整や地域活性化事業への反映を行う。

アンケートは今月31日まで。集計結果はフェイスブックページで公開予定。


新型コロナウイルス感染症の動きなど各地域で動かれている様々な取り組みを是非とも情報提供お願いいたします。

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