【栃木YEG】創立20周年記念事業『邑波川きらきらフェスティバル』
【栃木YEG】創立20周年記念事業『邑波川きらきらフェスティバル』
栃木市のシンボルである蔵のまちなみ整備は、まちづくりの先進事例として多方面から評価を受けていますが、中心部の空洞化には歯止めがかからず厳しい現状にあります。そこで、栃木YEGでは数年前から、江戸から明治・大正にかけて、栃木の富を支えた邑波(うずま)川を核としたまちづくり、地域活性化の研究をしてきました。
その中で、「将来子供たちが誇りに思えるまちにするには、長い間に地域の個性として培われてきた歴史や文化を生かすまちづくりが重要なのではないか?」と考えるようになり、邑波周辺地域に新たな息吹きを与え、市民とまちを元気にするイベントを検討。栃木YEGの創立20周年という節目の年に当たる平成17年度に、メンバー、栃木市民、栃木に来られたすべての人達の心に残る事業として、『邑巴波川きらきらフェスティバル』を実施しました。
邑波川のシンボルとなっている塚田記念館の黒塀をキャンバスに幸来橋から巴波川橋までの134mの両河岸にソーラーライトを設置。車道および歩道にかかる技木と両橋梁の全長300mに白色発光ダイオードを巻きつけ、巨大なクリスマスツリーを飾り、光と幻想の世界を演出しました。12月24日には、クリスマスコンサート、川上(せんじょう)ナイアガラ花火を実施。期間中は連日、渋滞ができるほど賑わいました。
翌18年度は、市民とともに実行委員会を組織し、10月29日から72日間、「うずま冬ほたるキラフェス2006」と題して実施しました。会場を300mに延長。その費用は、キラフェスバッチを製作・販売して賄いました。今後、この事業が進化を続け、栃木市の冬の風物詩として定着することを期待しています。