開催日時
令和3年1月13日
開催場所
YouTube、ホームページ、小樽市内観光地
開催目的・内容
小樽市は、歴史的建造物が建ち並ぶノスタルジックな街として年間約800万人の観光客が訪れています。しかし、新型コロナウイルス感染拡大により観光客は令和2年度260万人弱にまで激減し、飲食店、宿泊施設など観光関連事業者へ甚大な影響が生じております。
小樽YEGでは、青年経済人として疲弊する地域経済の回復、活性化を目的に「小樽観光プロジェクト」を実施しました。
おたる案内人による小樽観光ガイドツアー動画と小樽観光のガイドブックをインターネットで公開することで、小樽観光に来られない方々にバーチャル体験をして頂き、コロナ収束後にリアルに小樽へお越し頂きたいと願い企画しました。
詳細な内容は下記をご確認ください。
【小樽観光ガイドツアー】
歴史的建造物が建ち並ぶ小樽を有資格者のおたる案内人のガイドを受けながら歴史・文化を学べる散策ツアーとして、市内外の方々に参加して頂き大変好評でした。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、実際に小樽の街を歩く散策ツアーは行わず、動画(YouTube)により小樽の歴史・文化の魅力を発信し、小樽観光の活性化へと繋げたいと考えました。
日本遺産に認定された「北前船」、「炭鉄港」、小樽文化遺産の「北海道の心臓と呼ばれたまち・小樽」をテーマとし、各々約10分間のおたる案内人によるガイドツアー動画を3本制作しました。
YouTube URL(https://www.youtube.com/channel/UCevEni5zNgUF5Cr-afgIfdA)
【小樽観光ガイドブック】
小樽観光の魅力である運河や歴史的建造物の数々、小樽でしか味わえない郷土料理、お土産品、小樽商工会議所で商品開発した「小樽美人スイーツ、小樽美人日本酒・リキュール、にしん小樽漬」などを掲載しました。
コロナ収束後に増加する見込のインバウンド用に英語表記も追加し、制作した動画をQRコードで連動させました。さらに、直接小樽に来られない方にも情報提供できるよう電子版書籍を小樽YEGのホームページから閲覧できるようにしました。
ガイドブックは5,000部製作し、市内の観光関連施設、ホテル等に配布し、好評を頂きました。
電子版ガイドブック URL(http://otaru-yeg.com/otp/)
詳細
コメント
9月15日に開催された日本商工会議所 第708回常議員会・第287回議員総会にて、小樽YEGの事業が「商工会議所活動のデジタル化の成功事例」として報告されました。
コロナ禍に伴い「小樽観光プロジェクト・小樽観光ガイドツアー」を動画(YouTube)によるガイドツアー体験に切り替えて実施した結果、これまでの現地参加者数(100名~150名)の10倍以上の方々に視聴体験された功績が評価されました。その効果もあり、いまは再生回数が1万回を超えております。
現在は、コロナ禍でブームとなっている小樽や近郊で実施できる屋外のアクティビティ体験(運河クルーズ、SUP、ホーストレッキング、スキー等)を盛り込んだ、アドベンチャートラベル(自然とのふれあい・文化交流・アクティビティのうちふたつ以上の要素を持つ旅行)として新しい小樽観光の姿をPRするため、調査・研究を行っています。
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