開催日時
令和2年12月1日~令和3年2月16日
開催場所
会員各事業所
開催目的・内容
新型コロナウイルスの影響により社会全体の経済活動が著しく停滞し、会員企業においても、取引や売上の減少・事業縮小など深刻な影響を受けており、会員を対象としたアンケート結果でも、『青年経済団体として会員相互の互助の精神と行動が必要』との意見が多かった。
そこで、業種を問わず会員間での取引拡大と売上増に繋がる取組みと仕組み作りを支援し実現するため、コロナ下の特別な状況を考慮し、岡山YEG会計から発行費用の一部を負担し、購入を希望する会員に会員内だけで使用できるクーポン券(YYクーポン)を発行することにより、
①会員企業への消費活動を促し、会員間での経済活動活性化への起爆剤とする。
②クーポン券利用の際に会員企業が提供できる商品とサービスを再調査し、「サービス提供リスト」を作成する事により、コロナ後も新たなビジネスマッチングの機会を創出する。
上記2項目を事業目的として、YYクーポン事業を実施しました。
YYクーポン券は6,000円(1000円×6枚)を1セットとし、YEG会計から1セット当り1,000円を費用負担することにより、会員に1セット5,000円で販売を行いました。YYクーポン券には予めナンバリングを行い、購入会員と購入券番号を確認し、購入後の使用追跡確認が出来るようにしました。
なお、事業実施にあたり、実施規模が大きくなることから、ビジネスに関わる2つの委員会合同(ビジネス連携委員会・ビジネス支援委員会)で事業を行う事とし、ビジネス連携委員会はクーポン券販売業務・ビジネス支援委員会はサービス提供リストの公募作成、チラシおよびホームページ作成、クーポン券と現金の交換業務と分担をして行いました。
事業には、岡山YEG会員337名のうち207名の参加があり、YYクーポン購入者は174名で、用意した1,348セットが完売となり、集計可能なクーポン券のみで808万円、クーポン事業による新たな会員間の取引を含めると1,000万円の経済効果を会員間に生み出すことができた事が確認されました。
事業実施後に行ったアンケート結果によりますと、23件の「新たなビジネスマッチング」が生まれ、63件の「新しい会員と知り合う機会」を創出できた事が確認されました。また、事業に参加したことにより「新たなサービスを考えるキッカケになった」との回答も22件ありました。
事業を実施して、金銭的なメリットでなく、YEGメンバーの連帯感の強さを感じる事ができました。コロナ過をマイナスと捉えることなく、コロナ過だから実施できた事業でした。
詳細
https://www.optic.or.jp/okyeg/work_y2020_1.php