このページは過去の情報が掲載されており、現在では正しくない場合があります。
最新の情報は、日本商工会議所青年部公式サイト、もしくは日本YEG会員向けニュースサイト「翔生」をご覧ください。

お問い合わせ | サイトについて | 広告バナーについて | プライバシーポリシー

日本YEG大賞『組織支援部門』グランプリ受賞

日本YEG大賞『組織支援部門』グランプリ受賞

事業名称
政策提言『将来を担う子どもたちにとって豊かな郷土「浜松」の創造』と、親子体験型学習事業『Hearts Hands Kids はままつ2006』

政策提言20年の継続とその実現に向けて!

 浜松商工会議所青年部は創設以来、二十数年継続して様々なテーマに添った政策提言を親会や行政に行ってきた。そして浜松は、合併・政令指定都市移行と新たな出発をする上で、現代の子供たちを取り巻く環境を憂慮し、企業人として今一度子育て環境を通した「人育て」を考えていくための政策提言を浜松から発信した。

 少子高齢化問題を抱える日本にとって、次代を担う子どもたちの負担は一層増えることが危惧されている。将来に向けて活気ある社会を築いていくためには、行政や地域社会に頼るだけでなく、企業側からも積極的な取り組みが不可欠。そこで様々な、足を使っての調査・研究をすると共に、行政・NPO・専門家からの意見も聞き、総合的な観点から判断し、3つのテーマ「企業が携わる子育て支援」「障がいを持つ子どもの自立支援」「心豊かな教育ー道徳先進都市を目指してー」を掲げ、『将来を担う子どもたちにとって豊かな郷土「浜松」の創造』を提言した。

 これからは効率性だけを考えるのではなく、長期的施策も視野に入れ、そして生きていく上での基本となる「人を思いやる心」や「人の手と手を携えての継続」を考えての環境づくりにより、親が子どものいる生活の素晴らしさや、子どもを育てることの苦楽を超えた充実感を感じることが必要不可欠である。

実現にむけて!親子体験型学習事業の開催!

 そして平成18年度、前年度の政策提言を基に自分たちにできることはないかを考え、全体事業として親子体験型学習事業『Hearts Hands Kids はままつ2006』を開催した。市全域より参加親子63組137名が参加し、青年部スタッフ70名・ボランティア23名の協力を頂き、午前中は市内14箇所をグループ別で歩いて回り、浜松の良いところや不便なところなどを体験し、冒険マップにシールを貼り、まとめたものを浜松市長に手渡した。子ども達から市長への「直接提言」だ。そして浜松の施設などを改めて体験して頂き、郷土浜松の素晴らしさを親子はもちろん、スタッフにも感じて頂いた。

 午後は、ものづくりの街浜松らしく、廃材を利用して音をイメージするものを、親子で創ったり、道徳クイズや青年部から誕生した市のイメージソング“夢が輝く浜松”を合併後の新浜松の映像を見ながら、親しんでいただいた。

 この事業は、企業・学校・地域・行政が協力して家庭と共に浜松を心豊かな街にしていきたいと心から願い、考え、行動を起こした“一歩”であった。そして、参加スタッフやご協力をいただいたそれぞれが繋がりの実感と再考のきっかけになったのではと思う。単年度では伝えきれないので、継続していくことの大切さを考慮しながら、将来に向けて活動していきたいと考える。

詳しくは浜松商工会議所青年部公式HPをご覧ください。
http://www.hyeg.jp/