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日本青年会議所・揚原会頭と商青連・鈴木会長の対談

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揚原

雇用関係も無い、損得勘定も無い中で「これは良い事なのだからぜひやろう」という『思い』だけで動かさないとダメなわけですよ。それは大変です。しかし、それにあえてチャレンジしています。実感を持って思うのですが、私どもで40歳、青年部だと45歳、単に食うために仕事をし、仕事をするためにまた食ってるというのが極端な例として一方にあるとすると、もう一方で一生のある期間、ボランティア活動をやることによって価値観や視野を物凄く拡げてゆく生き方があると思うんです。一度の人生を充実させて生きていく、大変だけど幸せ、というのを実現できる大きなチャンスを貰っていると思っています。

鈴木

JCも私どもYEGも基本的には「自分から」の精神ですよね。だから共通点としては、自分の関わり方次第で、面白くもなれば、なんの役にも立たない組織にもなってしまうと思うんですね、若い世代にも言うのですが、とにかく自分の関わり方だよと。会が何かしてくれるとかじゃない。自分が求めていけば必ず返ってくるし、自分がやらなければ何も返ってこない。そういう意味ではすごく似ていると思いますね。

揚原

私が青年部に感じるのは機動力です、青年会議所と青年部と比べたとき、何か発案されてそれを実際に行動に移す機動力に、私は物凄く青年部のフットワークの良さを感じます。逆に、きちっとする、組織的に結果を見据えてちゃんとした規模でやるという事に関してはどうも青年会議所の方が得意なようです。それぞれの良さの反対がそれぞれの課題でもありますので、上手く学び合っていきたいですね。

鈴木

お互いに学び合うことは多いと思いますよ。JCの場合は、本当にきちっとされていると思います。それと比べると、YEGというのは柔軟というか臨機応変と言うか。例えば年齢の問題。青年部は全国組織でもバラバラですよ。一番若いところで35才、一番長いところは、年齢制限なしです。自分が若いと思っていればずっとやる。

揚原

青年会議所を青年会議所らしくやっていくこだわりとして、ある年齢までで区切らないと、誰かがずっとそのカラーを続けてしまうという危険がありますね。パワフルな人が、いつまでも影響を持っているということはいいことではない。毎年役割を代えて、単年度制の役割の中で、人を使う立場にいる人が、使われる側の体験をすることも重要な事です。

鈴木

そういう精神の部分は同じだと思います。年齢制限によってメンバーが新陳代謝しますよね。確かに私ども各地の青年部の活動は、地域の中で求められて5年10年ずっと同じ事を続けているものもありますが、常にその構成員が絶えず新陳代謝をしている組織が多いです。そのような組織の良さは、その時代に一番何か言いたくてやりたい人間が、自由に発言できて、議論できて、交流できる、自由に行動できる場であるということだと思います。例えば、私どもの小田原の商工会議所青年部では段ボールで鎧甲冑を作ってお祭に出るという事業をやっています。最初は飲んだ時の話ですよ。「こんなこと面白いね、じゃあ、理事会で通してみるか?」で、やり始めたところが、今度はそれにどんどん市民の方が面白がって参加してくれて大きな広がりになっています。それを「これは10年やっているのだから、おまえ達ずっと未来永劫やるんだよ。」と、昨日入ってきたメンバーに譲っても伝わらないんですよね。であれば、この事業は、広く市民の方々が参加でき、かつ永続可能な形まで持っていくというのがYEGの役割ではないか。おかげさまで、小田原の場合は今年、NPO法人になりました。そして、また、その時代時代で、メンバーが新しい自分たちのネタを探して、ゼロから作っていくということも大切なのではと思うんですね。そういう意味ではJCさんもYEGもメンバーの年齢制限があるというのは大切だと思いますね。


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