鈴木YEG会長
(以下鈴木) |
今回の「揚原JC会頭と私鈴木YEG会長の対談」の記事を全国の青年会議所と商工会議所青年部の双方のメンバーが読んでくれて、持ち寄って、今後のお互いの方向性、よりよき活動のための提案などを、話し合うきっかけとなってくれればと思います。
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揚原JC会頭
(以下揚原) |
私どもの雑誌「ウィビリーブ」に、ぜひ今回の内容を載せさせていただこうと思っています。まず、商工会の方々との交流についてお訊ねしたいのですが。
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鈴木 |
私どもと商工会というのは、目的も同じですし、非常に似てはいるのですが、交流となると地域でかなり温度差がありますね。県単位で一緒に事業を行っている所もあれば、全く交流のない所もあります。その辺をきちっと全国レベル、地区レベル、それから地域でもっとコミュニケーションできるベースを今から作っておかないといけないのですね。これから避けて通れないのは「市町村合併」の問題です。それに伴って商工会と商工会議所をどうまとめていくかです。そのときに潤滑油になっていくのが我々青年部なのかなと思います。今まで以上に商工会と商工会議所、特に青年部同士がもっと密着していろんなことをコミュニケーションしていかないとなりません。
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揚原 |
我々は全国エリアのほとんどをカバーしており、基本的には商工会議所と商工会を合わせた形で活動しておりますので、問題の振り分けというのはまず無いですね。私は商工会と商工会議所の青年部同士で密着な交流があるのかなと思っていましたので、そうではないことを伺って、意外な感じがしました。
でも今、鈴木会長が言われたように、特に一番大きな目的のおおむねのところは同じです。やはり地域の未来を見据えて誰かがしなければならないこと、放っておいたら誰も手をつけなかったり、なんとなく行政の仕事のようだけど行政も得意でないような、そんな課題にそれぞれの立場から取り組んでますよね。これは絶対一緒にやるべきですよね。
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鈴木 |
もしよろしければ商工会青年部の会長を含めた3人で鼎談をやらせて頂いて、「こういう青年団体があって、それぞれ違いがありながら、こういうところで手を結んでやっているんだ」ということをJCやYEGのメンバーだけではなく我々以外の外に向けてアピールしていきたいですね。JCの場合は外部発信ずいぶんやってらっしゃいますよね。
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揚原 |
しかし、やはり外の方から見られたら商工会議所青年部と青年会議所とどこが違うのかわからないというのが普通でして、タイトルはどうあれ若い世代が何かやってるという意味では、なんとなく知っては頂いている。その相乗効果はあると思います。我々JCがPRしたとしても商工会議所青年部のイメージにつながっている部分もあるし、また逆の場合もあります。青年部がもっと外部発信していただくと、我々の世代が最近は頑張ってるんだという、いい認識をしていただけそうですよね。いい意味で切磋琢磨しているのですが、一方あまり交流をしないようにしている地域もあるみたいでね、そういう所はないようにしたいと思いますし、きっかけがあったら皆一緒にやっていけると思うんです。じゃあ、ぜひ商工会青年部を入れた会合をまたご相談させていただきましょう。
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