横手YEG／馬口労町まつり2023開催されました。

「新型コロナウイルス感染症」の影響が大きかった飲食店を盛り上げるため、横手市随一の繁華街で300年の歴史を誇る送り盆祭り（屋形舟の繰り出し）の伝統を継承するために、中央町（通称馬口労町）界隈を会場にしたイベントを開催しました。

馬口労町の道路を封鎖し、横手市内の様々な団体や飲食店に出店を依頼。路上では屋形舟の試乗体験を実施し、併設した駐車場でトラックステージを設け、よさこいやキッズダンス、祭囃子の演奏、カラオケ、DJイベントなども行いました。さらに、当日の飲食ブースや町内の飲食店で利用できるお得なチケットを販売し、飲食店の売り上げにも貢献することがきました。

イベント後半では、市役所前の広い道路も封鎖し、横手市の夏の一大イベントである屋形舟の繰り出しを行いました。屋形船同士がぶつかり合う迫力ある繰り出しは通常、橋の上で行われますが、近年は安全のために近くでの観覧は制限されています。しかし、このイベントでは多くの市民に対し近くで迫力満点の繰り出しを観覧することができました。そして、屋形船の繰り出しの前後には、普段は一緒に演奏しない他の町の太鼓の奏者が集結し、同時に太鼓を叩き、繰り出しを一層盛り上げました。

コロナ禍で祭りの規模が縮小し、人口減少もあり屋形舟の担ぎ手が不足しています。この事業は祭りの再興を目指すものであり、来場者や参加した飲食店からは「素晴らしい思い出になった」「大変良いイベントだった」という声が寄せられました。」