開催日時
2月14日(日)~20日(土)
開催場所
9地域11箇所 2月14日(日)松之山地域:松之山体育館グラウンド 下条地域:みよし台付近 15日(月)松代地域:松代総合体育館グラウンド 16日(火)川西地域:十日町市立川西中学校グラウンド 17日(水)中里地域:十日町市立中里中学校グラウンド 18日(木)中条地域:笹山球場近隣 19日(金)水沢地域:十日町市立水沢中学校グラウンド 吉田地域:南鐙坂付近 20日(土)十日町地域(※3箇所同時打ち上げ): 十日町市立南中学校グラウンド 十日町市立西小学校グラウンド 十日町市立東小学校グラウンド
【開催目的】
『十日町を元気に!子どもたちを笑顔に!!』
コロナウィルスの影響により、みんな生活が一変してしまいました。
収入が減った方、仕事を失った方、まともな食事が出来なくなった方。
結婚式もできず、お葬式にも出られず、成人式さえもできませんでした。
学校行事も出来なくなり、楽しみにしていた修学旅行も中止、部活の大会も中止です。
私たちには子どもの頃の思い出、学生時代の思い出がたくさんあります。今の子ども達はどうでしょうか?
コロナ禍の影響で様々な事業やイベントが中止・自粛されていくなか、何かできることはないか、この地域が少しでも明るく元気になることはできないかと模索しました。
みんなにまた従来通りの未来が訪れることを願い、ぜひ多くの方から少しでも元気に、そして笑顔になってもらいたい!そんな想いで企画しました!!
【開催内容】
『7日間、9地域、11箇所のシークレットリレー花火』
コロナ禍を考慮し密を避けるため、チラシ・ポスター等では打ち上げ場所は〇〇付近というかたちで、詳細は案内しないシークレット形式で開催しました。
十日町地域全域での計画をしていくなかで、私たち十日町YEGだけでなく、同じ想いを共有してくれた各地域の商工会青年部、商工青年部会、地区振興会、地区青年有志の皆様からもご協力いただきました。
打ち上げ会場の選定、会場の設営、打ち上げ当日の会場や周辺の警備、打ち上げ終了後のゴミ拾いなど、時には吹雪のなか様々なことにお力添えをいただきながら、同じ地域を担う団体同士、仲間としてのつながりをつくることができました。
また、打ち上げ当日の夕食には、その日の打ち上げ地域のお店からお弁当を作っていただいたのですが、毎日素晴らしいものを届けていただき、大変な日々が続くなかでの楽しみともなりました。
《ご協力いただいた各地域の団体》※順不同
・水沢商工会青年部
・中里商工会青年部
・松代商工会青年部
・松之山商工会青年部
・川西商工会青年部
・下条商工青年部会
・中条地区振興会
・吉田地区青年有志
打ち上げ会場としては、各地域の施設のほか、4つの中学校、2つの小学校からもご協力いただきました。
なかなか思い出づくりができない年となったこともあり、生徒、児童から、虹花火の打ち上げを通じて思い出をつくってほしいという想いもありました。
そこで、生徒、児童には打ち上げ場所の整備(花火を設置する場所の雪を踏み固めて、打ち上げスペースをつくる。)をお手伝いしてもらいながら、未来への想いや願いを込めたメッセージも書いてもらいました。「大好きな人たちに会えますように。」「好きな時にお出かけや旅行に行けますように。」「部活の仲間と試合や練習がしたい!」「友達とたくさん遊びたい!」など、たくさんのメッセージが届きました。
コロナに負けない明るく楽しい未来になることを願って、各地域の打ち上げ会場にご協力していただいた皆さんとも想いを一つに打ち上げにのぞみました。
《ご協力いただいた学校と生徒・児童(学年は当時)》※順不同
・十日町市立中里中学校(3年生)
・十日町市立川西中学校(2年生)
・十日町市立水沢中学校(2年生)
・十日町市立南中学校(1年生)
・十日町市立西小学校(6年生)
・十日町市立東小学校(6年生)
資金面では、様々な企業様、団体様からご協賛をいただきました。また、市内のお店などのご協力で44箇所に協賛支援箱を設置し、多くの個人の皆様からもご協力をいただきました。結果として私たちの予想をはるかに上回るおよそ1,000万円のご協賛が集まり、大変な驚きと、想いに共感いただいた喜びと感謝、その分の大きな責任を感じました。
このように、本当に多くの方々からのお力添えにより、私たち十日町YEGだけでは到底できないような企画が形となり、十日町市全域に、たくさんの想い、願いをのせた、大きな花火の虹を架けることができました。
【開催を終えて】
『想いをつなぐ、地域をつなぐ、未来をつなぐ』
7日間、9地域、11箇所という長丁場の打ち上げでしたが、心配された天候もなんとか乗り切り、(打ち上げの時間だけ奇跡的に吹雪が止む日が何日もありました。)、大きな事故やトラブルもなく無事に終了することができました。ご覧いただいた方々からは、「元気になった!」「感動した!」「笑顔になった!」「涙が出た!」と大変多くの嬉しいメッセージや、直筆のお手紙までいただくことができました。
開催を通じて、本当にたくさんの「つながり」をいただけた「つなぐ花火プロジェクト『虹花火』」となりました。
現在も、この事業を実施することで築くことができた「つながり」を大切に継続しています。
これからもこの事業を企画、実施したときの想いを忘れず、つながることのできた多くの仲間たちとともに、地域の次代へより良い未来をつなぐため、私たち十日町YEG一同、益々励んでまいります。