開催日時
ウォークラリーの部:令和3年10月9日(土)~令和3年11月7日(日)
ファイナルイベント:令和3年11月7日(日)11時~15時
開催場所
ウォークラリーの部:仙台市内
ファイナルイベント:仙台市民広場
開催目的・内容
デジタルスタンプラリーと密にならないリアルイベントで安心&楽しく仙台の街を知る!
902組2696人の親子が約113軒の企業&神社仏閣を回遊!
「杜の都Kidsウォークラリー」は、「仙台市内を親子で回ってもらうことで地域の歴史や文化、自然に触れ、仙台の魅力をもっと知ってもらおう」という趣旨で行っているイベントです。例年2000人近くの親子が半日かけて仙台市内のスポットを歩く人気イベントでした。36回目を数える伝統あるイベントですが、2020年はコロナ禍による緊急事態宣言で、3日前に中止を余儀なくされました。
その悔しさを胸に、子どもたちの笑顔のためにコロナ禍でもなんとかイベントを実施したいという想いで、2021年は、以下の4つを大きな目標に掲げ、イベントを企画しました。
(1)コロナ禍で、イベントなどの非日常を楽しめない子どもたちが、楽しんで参加できるイベントを実施する。
(2)仙台市内にある、魅力に溢れた数多くの企業が周知されることで、さらなる地域経済の復活に寄与する。
(3)参拝者の減少により、伝統や歴史を発信する機会が減ってしまった神社仏閣の魅力を再発見できるように促す。
(4)感染症の拡大がどんな状況であっても、安心して密にならずに楽しめるイベントを実施する
この4つの目標を現実のものにするため、今までと大きく異なる「杜の都Kidsウォークラリー」を企画しました。
それが今回実施した「オモシロ虫ハンター ~撮って、めぐって、バズらせろ!オモシロ仙台大発見!」です。
例年と大きく変えたポイントは以下の3つです。
★1日に人を集めるイベントではなく、1か月間のイベントとし、親子が好きな時に好きなペースで回れるイベントとする。
★デジタルスタンプラリーとGoogle mapを活用し、これまで6~10か所程度だったスポットを100ヶ所以上まで増やす。
★スタンプの数によってクーポンがもらえるようにしたり、参加者がSNSで企業や神社仏閣の情報を拡散してもらえる仕組みをつくったりして、参加団体にもメリットがあるイベントとする。
仙台市内94の企業と19の神社仏閣をスポットとし、スポットには、「オモシロ虫」のポスターを配置。そのポスターに掲載してあるQRコードをスマートフォンで読み込むことで、ウェブ上のシートにスタンプが貯まるシステムです。
「オモシロ虫」は、「カブト武者」や「アゲアゲ蝶」など、虫の名前をもじったユニークなキャラクターで、子どもたちは虫捕り感覚で、仙台市内の企業や神社仏閣を巡り、仙台の地域について知ることができます。
実際、SNS上では「近所にこんな企業があったなんて」「普段行かないような場所にいけて楽しかった」などのコメントも多く見られました。
参加してくれた親子は、10月9日~11月7日のイベント実施期間の間もどんどん増え、最終的には、902組2696名の親子が113ヶ所のスポットをめぐる大きなイベントとなりました。Instagramのインプレッション数は35万件を超え、SNSの投稿やリツイートも多数ありました。
11月7日のリアルイベントも、密を防ぎながら開催し、93組268名が、秋晴れのもと、当日限定のレアキャラのゲット、抽選会、フォトスポットで写真撮影などを楽しみました。「あ!カブト武者だー!」「レアキャラいたよ!」と楽しそうに歓声を上げる子どもたちを見て、イベントが成功したことを実感することができました。
YEGの活動は、コロナ禍で変更や縮小を余儀なくされています。しかし、今回のイベントで私たちは、「どんな状況でも工夫次第で仙台の経済や社会に対して貢献することができる」という自信を得ることができました。初めての取り組みである今回のイベント実現のためにはいくつものハードルを越えなくてはなりませんでしたが、「子どもたちの笑顔のために」「仙台の地域経済を盛り上げるために」を合言葉に、実施までこぎつけたことを誇りに思っています。
詳細
https://www.sendai-yeg.jp/wr/2021/
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開催日時
ウォークラリーの部:令和3年10月9日(土)~令和3年11月7日(日)
ファイナルイベント:令和3年11月7日(日)11時~15時
本事業は、仙台3大まつりの一つ「仙台・青葉まつり」の告知イベントとして、昭和61年に仙台商店会青年部連合会(以下、仙青連)が中心となって開催した「政宗を歩く・子と親の歴史めぐりウォークラリー」が原型で、以後、年に1回、仙青連が平成13年に解散するまで17回開催。第18回からは新たに設立された仙台商工会議所青年部が本イベントを引き継ぎ開催し、第26回からは名称を「杜の都 Kids ウォークラリー」と改め、当青年部が主催にて開催。
本年は、開催期間を10月9日~11月7日まで約1か月間とし、市内の企業や神社仏閣を巡るウォークラリーの部、最終日の11月7日には、勾当台公園市民広場にてファイナルイベントの部を開催。
ウォークラリーの部では、市内の企業や神社仏閣をチェックポイントとしてQRコード付きのイベント案内板を設置させていただき、参加者の親子がQRコードをスキャンすることで電子スタンプが押され、一定の数が貯まるとお得なクーポン券が発行されるというイベントを開催。また、SNSでイベントの模様をアップすると、後日抽選で景品が当たるというイベントも行い、仙台市内の企業や、神社仏閣のことを多くの人に知っていただけるような設えとした。
ウォークラリーの部には2,696名、902組の参加をいただき、これまでとは違う形式ではあるが過去最大人数の参加をいただいた。
ファイナルイベントの部では、仙台市民広場(勾当台公園)において、286名、93組の参加者に来場いただき参加賞の配布、企業からご協賛いただいた景品が当たる抽選会を開催致。
そして、今年はコロナ禍の中、どのようにすれば感染リスクを避けながら開催できるかを検討した結果、約1か月に渡るウォークラリーの部と、参加賞を渡すファイナルイベントの部の2部構成にて開催を決定。ファイナルイベントの部においても飲食の提供はしない、参加者への検温の徹底、密にならない設えするなど、感染症対策を徹底した。
2020年の春以降、大小様々なイベントが中止となり、子供たちの笑顔を見る機会が少なくなっていた中、喜ぶ参加者の親子の笑顔を見ることができたのは、当青年部としても開催したことに非常に意義深いと思われる。