鈴木会長 |
自分たちが始めた商売か、親から引き継いだ商売か、いろいろなケースがあるでしょうが、もう1回自分でやっている商売の強いところ、弱いところを見直して、強いところは伸ばし、弱いところは直して、そして、もしかしたらどこかの会社と上手く連携して、お互いの強いところを活かせるんじゃないかと、そういう事が出来る場を、創っていこうと思っています。
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山口会頭 |
お互いが励まし合ったり、刺激しあったり、そういう事が非常に大事なことで、若いと出来るんですよ。
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鈴木会長 |
その意味で、ビジネスプランのコンテストをするのですが、もう1つ、コンピューターにグループウエアを導入し、3万人の間で、インターネットを通じてビジネスができないか、いわゆるBtoBに、今、一生懸命取り組んでおります。商売の「売りたい買いたい」「こんな事困っているんだけど誰か助けてくれないか」、「こんな施設が余っているけど上手く利用できないか」など、そういう投げかけをして、3万人の間でお互いに話をする。しかしインターネット上の仕組みだけでは上手くいかないので、そこで得た情報を元に、地域で実際集まって、核心に触れる商談会や実のある交流会に発展させていく。それを推進していくためにビジネスネットワークの委員会を作りました。副会長の竹川さんが、その担当をやってくれています。もっと、皆さんが気が付いてくれれば、色んなネタが出てくると思うんです。
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山口会頭 |
最初は、機能するまでに時間が掛かるし、効率は悪いし、動いてくれる人が少ないので、大変でしょうが、必要なのはやっぱり繰り返しと根気ですね。何回も繰り返して、体で覚えて、経験してからじゃないと仕事になりません。あきらめないで、繰り返し繰り返しやっている内に、いわゆる技になる仕事になってきます。
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鈴木会長 |
広報活動も今までは、会員同士で情報をやりとりしている形だったのですが、これから、商工会議所青年部はもっと外に向かって、情報発信をしていこうという事で、少しずつメディアにも出させて貰っています。自分で出すのは非常に恥ずかしいのですが、会頭ご覧になったかどうか・・・、日経ベンチャーに、編集長インタビューして頂きました。
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山口会頭 |
それは良かったですね。
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鈴木会長 |
けっこう反応が良くて、青年部以外の人からも、随分声をかけて頂きました。日経ベンチャーの編集長にも、かなりつっこまれまして、色んな質問に、1つ1つお答えしたんですが、私のつたない話を、上手くまとめて頂きました。そんな事で、今度ラジオからもお声をかけていただきました。今年中には、なんとかテレビに出られないかなと思っています。
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山口会頭 |
きっかけになりますよ。 |
鈴木会長 |
せっかく青年部が、各地のいろいろな所で良い活動をしているのに、なかなか外の一般の方々に認知していただけないというのが、凄く勿体無いと思っておりましたので、今年はとりあえず、こんな風に私が、広告塔に徹するしかないと思っております。私がというか、YEGがこういう所に取り上げられることにより、自分たちの組織は素晴らしいんだなあって、メンバーが感じてくれれば、もっと励みになるのかなあと、そんな思いもありまして、恥ずかしいのですが。
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山口会頭 |
若い人の力はやっぱり大事にしなければいけない。 |
鈴木会長 |
ついでにお願いしますと、まだ、商工会議所の中で、青年部がないところが随分あるんですよ。私は神奈川県(小田原)なのですが、県内では横浜もないです。川崎もないです。 |
山口会頭 |
政令指定都市というのは、大きすぎるんです。それこそ東京と一緒で、各区単位で青年部をつくるといったことも考える必要があるかもしれません。世田谷区なんか、人口80万ですから。世田谷区を1つの市にしたら、全国の10位ぐらいに入っちゃう。 |
鈴木会長 |
その辺も今年の課題です。今年は長岡、仙台が商青連に加入し、函館も近く加入の見込みです。 |
山口会頭 |
おととしの小田原、去年の大阪の全国大会に参加しましたが、大変なエネルギーでしたね。あれだけのエネルギーを結集とするという事は、非常に大事な事でね、会を開くまでの準備に大きな意味があるんですよ。そこで、いろいろ連帯意識が生まれますからね。 |
鈴木会長 |
そういう事ですよね。 |
山口会頭 |
今年も大変でしょう。
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