小野田YEG／願いが叶う街プロジェクト

小野田YEGでは毎年、夏のイベントとして「おのだ七夕まつり」を企画運営している。そのプレイベントとして、市内の全小学生に七夕飾りの短冊に願いを書いてもらい、市内の大型ショッピングセンターに展示している。その短冊に書かれた将来の夢を叶えてあげる（体験させてあげる）ことで、子ども達に夢を持つこと、目標に向かって努力することの素晴らしさを感じてもらうとともに、夢を実現できる街、願いが叶う街”山陽小野田”の魅力を子ども達に感じてもらうことを目的とした事業がこの「願いが叶う街プロジェクト」である。

私たちの街には山陽小野田市立山口東京理科大学という大学が立地しており、同大学と連携し、昨年は「薬剤師になりたい」と短冊に書いた小学生を同大学薬学部に招き、薬剤師の仕事を体験する機会を設け、日本商工会議所の記事にも取り上げられた。今年度はロボットに関連する夢を叶えようと企画し、同大学工学部に招き、ロボットの組み立て体験をし、組みあがったロボットの操作体験を行った。

昨今理系離れが問題になっており、理系の大学を抱える私たちの街にとっても同事業が、少しでも理系への興味関心を喚起し、理系進学へのイメージを持ってもらう重要なプロジェクトになった。