豊田YEG／未来への飛躍～経営戦略による道しるべ～

クロスSWOT分析による経営戦略立案の方法を学ぶことを目的としました。

講師に令和3年度日本YEGの吉川正明氏をお招きし、前半はクロスSWOT分析の概要のご講演をいただきました。

後半は、事前に3社を対象事業者としてピックアップして、9テーブルに分かれて実際にクロスSWOT分析を行いました（1社につき3テーブル）。

グループワークは限られた時間の中であったため、クロスSWOT分析の醍醐味は内部環境と外部環境を如何にして掛け合わせるかという点にあると考え、その部分までを実際に行ってもらうことを目的としていたことから、事前に3社とは打合せを行い事前にある程度SWOT分析まで行い、クロス分析を中心に行いました。

事業でのグループワークは、各テーブルごとで話し合いながらアイディアを各自付箋に書き出し、大きな用紙に貼付していきました（その際、事前に記載のないSWOTの追加も可能としています。）。

グループワーク終了後は、対象事業者からの感想、各テーブルで出た意見などを発表し、最後に講師講評をしていただきました。
講師講評は長めに時間をとっていたので、グループワーク自体についての講評に加え、経営計画jの総まとめ的な内容の話もしていただけました。

なお、私たちの委員会では、事前準備等を目的として、予定者の段階から、毎回の委員会で委員会メンバーについてクロスSWOT分析により経営戦略を考えるということをしていました。
また、委員会では、必ず他の委員会からもオブザーバーを呼び、新しい意見をもらうとともに、今回の研修事業（特にグループワーク）にスムーズに入ることのできる人を増やすようにしました。委員会時で使用したクロスSWOT分析の資料や事業当日で使用する資料は事業1週間前に配信し、事前に参加者に予習ができるよう心掛け、研修事業にスムーズに参加してもらえるよう心掛けました。