本事業は、「襷をつなぐ駅伝競走を通じ、会社経営や社会人としても必要な個々の責任感と仲間との連帯力を醸成し、将来地域社会を担う子どもたちの成長の糧とする」という理念の下、平成2年から継続して開催されてきた平塚YEGを代表する継続事業であり、今年で第33回目を迎えました。
コロナ禍により失われつつあった子ども達のはじけるような笑顔と歓声を取り戻し、襷を繋ぎ共にゴールを目指すことにより得られる達成感や仲間を信じ共に目標を達成するために努力する強い意志を子ども達に得てもらうこと、そして平塚YEGが地域に根差して活動していくうえでの新たな「道」を継承していくことを目的として掲げ、本事業を開催いたしました。時代の移り変わりとともに大会の形は少しずつ変わってきましたが、駅伝競走大会が持つ普遍的な価値や役割を大切にしています。
大会は全国の小学4・5・6年生を対象とした6人1チームの駅伝と、補欠選手達によるロードレース(個人戦)の2部構成で行われます。
参加者の記録は平塚市陸上競技協会様の主管のもと、陸上競技の公式記録として取り扱わられるのも本大会の特徴の一つです。
また、本大会は、毎年、平塚市内にホームスタジアムを持つJ1リーグサッカークラブ「湘南ベルマーレ」もご共催いただいており、同クラブとも一丸となって平塚地域のスポーツを盛り上げております。
走路は平塚市総合公園内の自然豊かなマラソンコースと、公園内にある湘南ベルマーレのホームスタジアムであるレモンガススタジアム平塚で開催されます。
昨年から参加可能地域を市内周辺から全国へと拡大したこともあり、大会当日は市内外から55チーム(男子236人、女子149人)にご参加いただき、東京都や県内遠方から初参加のチームも来てくれました。
今年は大会のInstagramアカウントを開設し、SNSでの大会広報にも力を入れた結果、Instagramを通じて大会を知り、参加してくれたチームもありました。
湘南ベルマーレのマスコットキャラクター「キングベル」も大会を盛り上げてくれたほか、少年野球チームやサッカーチームなどのユニフォームで走るチームもあり、大変にぎやかな大会となりました。
また、大会には平塚YEGのOB企業様を中心にご協賛をいただき、平塚や平塚の企業の魅力を宣伝するとともに、平塚の地元ならではの商品やグッズを参加者に配布・販売も行いました。
この小学生駅伝競走大会は平塚YEGがその創立当初から始め、令和になり、コロナ過を経た現在もなお平塚YEGが主催者として開催し続けております。
私達は、先輩方から受け継いだ襷をつなぎ続け、30年以上の歴史を誇るこの大会の名と「スポーツの街、平塚」を全国に轟かせ、そのブランド力をより一層高めていきたいと考えています。今年開催された第33回小学生駅伝競走大会は、全国から参加者を募るだけでなく、Instagramを活用して全国に向けて宣伝発信した最初の大会であり、同大会を全国大会に昇華させていくための大きな「はじめの一歩」となりました。
主催
平塚商工会議所青年部
開催日時
令和5年12月2日
開催場所
平塚市総合公園内 レモンガススタジアム平塚
詳細
http://www.hiratsuka-yeg.jp/activities/ekiden2023.html
ポスター
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