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日本YEGトピックス

男女共同参画を推進、持続可能で心豊かな社会へ日本商工会議所青年部 とHAPPY WOMAN 実行委員会が連携

日本のジェンダーギャップ指数は、146カ国中125位(2023年)、特に政治・経済の分野のギャップが大きいと内閣府男女共同参画局が公表している。これに対し、全国417か所の商工会議所青年部を会員とする日本商工会議所青年部(日本YEG)は、今年度の重点項目の1つに「男女共同参画推進」を掲げ、経済分野指数の改善を図る活動を推し進めている。このたび、女性のエンパワーメントとジェンダー平等の社会実現を進めるHAPPY WOMAN 実行委員会と連携し、男女共同参画推進・女性活躍への取り組みがさらに広がる事業を展開した。

「HAPPY WOMAN FESTA 2024」で日本YEGの取り組みを発表

日本YEGは、日本の企業数の99.7%を占める中小企業を中心に構成され、その声を発信することが出来るわが国最大級の青年経済団体。今年度は、SDGs・男女共同参画推進委員会(女性比率3割)を新設し、会員アンケートによる組織の現状把握・課題を抽出した上で、理想像への改善策となる学びを提供する研修やセミナーを開催してきた。

また、ビジネス活性化委員会では、各地のYEG会員が推進している男女共同参画の好事例を収集し全国のメンバーに共有することで、他の地域でも多様な事業を展開し、「女性のエンパワーメントと日本経済の発展」につなげることを目指した。

日本YEGの活動や委員会事業の成果を発表するSDGs・男女共同参画推進委員会
全国の会員から女性活躍に関する声を集めたデジタルブック「YEG女性活躍エピソードブックー輝く未来のための本ー」を紹介するビジネス活性化委員会
国際女性デーセミナーではパネルディスカッションも実施

パネルディスカッション「地方創生・健康・経済分野から見た男女共同参画推進」は、大企業だけでなく、すべての企業が取り組むべき重要な課題として、「女性のエンパワーメントと経済活性化」をテーマに実施。日本YEGの 木村麻子会長が登壇し、中小企業の視点で考えを述べた。

登壇者左から

  • 小川 孔一(HAPPY WOMAN実行委員会 実行委員長/ファシリテーター)
  • ハジアリッチ秀子氏(国連開発計画(UNDP)駐日代表)
  • 古本 建彦氏(外務省総合外交政策局 女性参画推進室長)
  • 難波 美智代氏(一般社団法人シンクパール 代表理事)
  • 木村 麻子(日本商工会議所青年部 会長)
会場を埋めつくす多くの参加者

■HAPPY WOMAN FESTA 2024

https://happywoman.online/event/hwf/hwf2024/seminar/

開催日:2024年3月8日(金)

会場:ウェスティンホテル東京

選ばれる団体・選ばれる企業へ

日本YEG SDGs・男女共同参画推進委員会は、一年間かけて「選ばれる団体・選ばれる企業」となるよう、ジェンダーギャップのない組織への取り組みに挑戦。

その集大成として、3月13~17日に開催した第43回全国大会 加賀能登の國いしかわ小松大会の記念式典内(3月16日)で「日本YEG サスティナブル宣言」を発表した。

この宣言は、令和4年2月に策定した宣言を、より時代に即した形で更新したもの。渋沢栄一翁の理念を今に受け継ぎ、商工会議所活動の一翼を担う組織として、主体的に取り組まなければならない時代の課題を解決し、多様な人材から選ばれる団体であることを志向する上で、サスティナブルな視点を持ち続けることを宣言し、具体的な取組や支援を盛り込んだ。

これからも日本YEGは、さまざまな事業を通じて、地域や企業における持続可能な未来の実現に向けた活動への支援を続ける。

日本商工会議所青年部 第43回全国大会 加賀能登の國いしかわ小松大会

https://yeg.power-of-community-ishikawa.com/

記念式典開催日:2024年3月16日(土)(大会期間:3月13日〜17日)

会場:こまつドーム

▼日本YEG(日本商工会議所青年部)とは

若手経営者・後継者の相互研鑽と資質向上、交流を通じて、企業の発展と豊かな地域経済社会を築くことを目的とした青年経済団体で、国内各地の商工会議所に設置。
全国組織である日本YEGは、昭和58年4月1日に発足。

日本YEG加入青年部数:417箇所
日本YEG会員数:約32,400名 (※2024年2月末現在)

令和5年度日本YEG会長 木村麻子 所信全文・スローガンページ
https://yeg.jp/yeg2023/believe/

地域の個性や魅力が溢れる新しいまちづくり、日本の心豊かで持続可能な未来社会の実現に向けて、日本YEGは時代や地域の課題解決にチャレンジし、新たな文化的発展に寄与する

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