日本商工会議所青年部（日本YEG）は、活力ある地域と日本の経済発展の実現をめざし、「YEG BUSINESS EXPO2023 ～GROWTH POWER of YEG～」を開催した。
同事業は、地域に根ざす各地商工会議所青年部（YEG）のスケールメリットを活かした会員間のビジネス商談会と研修に特化し実施。2024年２月３日に、大阪商工会議所・マイドームおおさかにおいて現地開催したほか、オンラインでは、メタバース会場（2月24日まで）とイベントプラットフォーム「EventBASE」（３月末まで）を用いた商談会を催した。
https://yeg.jp/yeg-business-expo-2023/

現地開会式では、大阪商工会議所会頭 鳥井 信吾氏を来賓に迎え、令和５年度 日本YEG 会長 木村 麻子が「多くの出逢いと学びから、新しい時代のビジネスチャンスに繋げていただきたい」と挨拶し、開幕した。

YEG所属メンバーのうち14業種、現地に76社、メタバース会場へ35社が出展。現地およびオンライン会場へ1510名が参加し積極的なビジネスマッチングがなされた。

”持続可能な地域社会を目指すための、記念講演やステージも“

令和5年度 日本YEGは、３大重点項目として

①SDGs・人と自然の持続可能な共生社会推進
②ＤＸ推進
③男女共同参画推進、を掲げている。

大阪・関西万博会場デザインプロデューサー藤本壮介氏による記念講演 ＜想いが創る未来 ～地域の未来と希望をカタチに～＞ では、2025年開催の大阪・関西万博の理念「多様でありながら、ひとつ」に対する表現や取り組みを通して、これからのビジネスにおける考え方を学んだ。

多様性と環境への配慮、国際化を支援

女性活躍によるビジネス活性化事例発表、事業継続力強化計画（BCP）ワークショップ、ごみの課題から考える地域循環経済についての研修ステージのほか、政策提言、組織活性化、海外展開に関する相談ブースを設置した。国際ビジネスブースでは、香港商工会議所と連携した「日本香港ビジネスシンポジウム」をオンラインLIVE配信した。

持続可能な未来へ、積極的な連携とアクションを

2025 大阪・関西万博、HAPPY WOMAN（女性のエンパワーメントとジェンダー平等を推進し、活力ある社会実現を目指すプロジェクト）などの他団体と連携したブースも展開。また、サントリーホールディングス株式会社（※「ボトル to ボトル」の水平リサイクル）の協力により、環境負荷の低減に寄与するリサイクル活動を実施した。※使用済みペットボトルを新たなペットボトルに再生する

2024年3月13日～17日開催予定、第43回全国大会～加賀能登の國 いしかわ小松大会～ブースでは、メタバース会場を活用した大会PRやデモンストレーションが行われた。

来場者に向けて日本YEGは、能登半島復興支援窓口を設置。会員間の絆を一層強固なものとし、活力ある地域とよりよい日本の経済と未来社会の実現に向けて取り組んでいく。

▼日本YEG（日本商工会議所青年部）とは
若手経営者・後継者の相互研鑽と資質向上、交流を通じて、企業の発展と豊かな地域経済社会を築くことを目的とした青年経済団体で、国内各地の商工会議所に設置。
全国組織である日本YEGは、昭和58年４月１日に発足。

日本YEG加入青年部数:417か所
日本YEG会員数：約32,400名 （※2024年1月末現在）
令和５年度日本YEG会長 木村麻子 所信全文・スローガンページ
https://yeg.jp/yeg2023/believe/

地域の個性や魅力が溢れる新しいまちづくり、日本の心豊かで持続可能な未来社会の実現に向けて、日本YEGは時代や地域の課題解決にチャレンジし、新たな文化的発展に寄与する。