松山商工会議所青年部女性活躍推進委員会では、男女ともに活躍できる環境づくりを積極的に推進していますが、さらに女性活躍推進に関する情報を収集し、共有・発信していくことで会員企業の発展、および、青年部の組織活動の強化を図ることを目的とし、松山商工会議所副会頭 守谷みどり様、日本商工会議所青年部会長 木村麻子様をお迎えし、令和5年10月25日、全国、四国内青年部から139名の出席をいただき、女性活躍推進シンポジウムを開催しました。
ご出席いただいた皆様には、本シンポジウムを通して、今後の自社企業の発展、地域を支える青年経済人の集まりである青年部の多様化(ダイバーシティ&インクルージョン)について深く考える時間になったと思います。
<愛媛県の取り組み紹介>
まず、私たちの活動基盤である愛媛県内の現状および各種施策等について知るために、愛媛県 保健福祉部 生きがい推進局男女参画・子育て支援課のご担当者様にお話いただきました。
<パネルディスカッション>
松山商工会議所副会頭 守谷みどり様、日本商工会議所青年部会長 木村麻子様がパネリストとなり、「企業経営における女性活躍推進」をテーマにパネルディスカッションを行いました。
第一線で活躍されている女性経営者の視点で、働きやすい職場環境や昨今の労働力不足など、ご自身の経験談を交えながら女性活躍推進の必要性についてお話いただきました。
既に女性活躍に取り組んでいる企業や、これから取り組もうとしている企業などから積極的な質問が出されました。出席していただいた皆様にとって、企業の成長における女性の役割を再評価する機会、そして、自社企業の発展に繋がる学び多き時間となりました。
<グループセッション>
現在、愛媛県下青年部の女性会員割合は、会員全体の約1割という状況です。この現状を変えるため、『現状、なぜ女性会員が増えないのか』、『女性会員が増えるメリット』、『どうすれば女性会員が増えるのか』の3つのテーマを設定し、グループ別で女性会員増強について話し合いを行いました。
異なる単会のメンバー間で多様な意見交換が行われましたが、各単会ともに共通した課題が明らかになるとともに、その解決の糸口を見出せるものとなりました。
女性会員を増やすことは、会員増強において重要な柱の一つです。会員増強への取り組みは、組織の拡大と多様化につながり、青年部の発展に寄与するものと考えます。
<交流会>
単会の垣根を超えて懇親を深めることを目的として、交流会を開催しました。アクティビティの「家事クイズ」では、職場と家庭の両立という必要不可欠なテーマを採用、来賓の方々にもご参加いただき、出席者にとって楽しみながら青年部間の交流、女性活躍への理解をさらに深める時間となりました。
主催
松山YEG
開催日時
令和5年10月25日
開催場所
マリベールスパイア