YEG DX2022 Vol.3

YEG DX2022について日本YEG特命理事(DX担当)山中が連載形式でご説明いたします。

前回は、越境ECについて書きました。日本商工会議所より出ているサポートブック『越境EC/海外販売の基礎知識』をぜひ一度ご覧ください。またせっかくYEGに入会したのであれば、商工会議所やYEGを使い倒す!という気持も大事ということを書かせていただきました。

また輸出について耳寄りな情報です。輸出入のサポートをしていただけるJETRO様より、新規輸出1万者支援プログラムを現在進行中です。このサポートがとにかく厚く、輸出支援を本気でしていく!という気持ちがめちゃめちゃ伝わるサービスです。一度登録して相談してみてはいかがでしょうか?越境ECの相談もできますよ。

https://www.jetro.go.jp/ichiman-export.html

ぼんやりと自社の商品を世界に輸出してみたい!という方も分かりやすく説明していただけます。どこの国にこれを売りたい!という具体的なイメージを持たれている方ももちろん大丈夫です。様々な部署にスピーディーにつないでもらえます。

今回は国内のECサイトです。海外でも国内でもやはりECの市場は大きくなってきています。ECの売上を比較する際は、前年対比ではありません。前月対比になります。ECの売り上げは、1か月の売上が一定いくと、不思議とその売上規模が続く形になります。

ではECサイトを新規で出店する際、コストパフォーマンスが一番良かったのはどのサービスの組み合わせでしょうか。弊社の実績で売上が良かったのはこの2パターンです。

Aパターン:shopify+PRタイムズでのプレスリリース+SNS広告
Bパターン:Amazon(FBA+Amazonの広告)

デメリットは、ある程度自分でコンテンツを作る必要があります。売れる仕組みがつかめるようになるまでは時間が取られます。

モールタイプだと、Amazonが強いですが、新規出品をする際、ブランド登録の仕組みが分かりにくいのが難点です。またメイン写真の背景は必ず白で80%以上は商品のみといったルールがあるなど、商品写真を撮影してもらう時に条件を伝える必要があります。

また下請けが多く自社商品まで手が回らないという方も、一度クラウドファンディングに挑戦するとしたらどんな商品ができるのかということを考えるのも手です。クラウドファンディングは予約販売の意味合いが大きいのですが、本当に効果があるのは、

  1. 自社オリジナル商品を作るきっかけ作り
  2. 売れるECサイトを作る勉強として
  3. WEB広告の仕組みの勉強

ではないかと考えます。そう考えると

自社商品開発→クラウドファンディング→ECサイトの構築

の順序も効率的です。クラウドファンディングをする際は、事前コンサルありのところを選択されると売れるECサイトを制作するヒントがもらえます。手数料は高めになりますが、ECサイトで売れるための知識をつける勉強代として考えると割安です。

国内ECで売るためのまとめ

  1. クラウドファンディングにも耐えれる自社商品の企画と製造をする。
  2. クラウドファンディングで得た知識をもとに、ECサイトを構築もしくは出品する。
    shopify、Amazon:効果高い
    YEGモール、BASE、STORESなどは売れるECサイトのコツが分かってから出店(出品)のほうがよい。
  3. プレスリリースを打つ(PRタイムズの活用:EC売上効果が一番高い)
  4. SNS広告を展開する。
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