開催日時
2021年10月2日
開催場所
坂井市竹田農山村交流センター ちくちくぼんぼん
【開催目的】
・新入会員が協力し合い楽しみながら事業構築することで、互いの理解や絆を深め福井YEGの仲間・居場所を創る。
・県内の他単会のYEGメンバーと親しくなることで、新入会員の県連・ブロック・日本での事業参加への内発的な動機付けとする。
・交流の広がりを体感し、県連・ブロック・日本への出向意欲を向上させる。
・入会後の早い段階で地域・団体を越えた繋がりを持つことのメリットを体感し、他団体と積極的に交流していく動機付けとする。
【内容】
福井県内7単会の新入会員、および入会歴の浅い会員を主な対象として、自己PRとマッチングを主体としたゲーム性のあるクイズ形式の交流会を実施しました。
具体的には、
・参加者全員が、自己PRのツールとしての自己紹介カードの記入
・あわせて、自己PRにつながるクイズを各自が用意
・5〜6人のチームに分かれ、一定時間の中でチーム同士が対戦(全8チーム×6セット)
・交互に一人ずつ自己PRを行った後にクイズを出し合い、正解できればメダルをゲット
・ヒントにつながるライフラインカードやメダルを大量ゲットできる3倍カード、略奪カード等を用意し、ゲーム性を高める
・最終的にメダルをたくさん獲得したチームを表彰
単なる自己紹介や名刺交換ではなく、自身の趣味や仕事に関する豆知識等をクイズにすることにより、一層相手に興味を惹かれる場を演出することができました。それはつまり、絆を築くために重要である「お互いのことをよく知るためのコミュニケーション」と「一緒に何かを成し遂げ、共に達成感を味わう機会」の両方を一つのゲームに盛り込むことができたということです。また、山奥にある廃校をリノベーションした施設を会場とすることで非現実的な空間を演出し、会議室のような現実的な空間では得難い、オープンマインドな空気感を醸成できたことも良かった点です。限られた時間の中でも参加者の満足度は非常に高く、皆さんの印象に残る効果的な交流会となりました。
■事業PR動画
詳細
https://fukui-yeg.jp/2021/10/18/211018-2/
コメント
福井YEGには、その年度の新入会員だけが所属する委員会があります。(今年度の委員会名は「熱盛委員会」)
どの単会さんでも同じように、新入会員のメンバーはこれからの福井YEGの未来を担う大切な仲間、福井YEGの宝です。そんな熱盛委員会のみんなが自分たちで構築する最初の事業、それがこの交流事業でした。
この事業構築を通して熱盛委員会メンバーに望むこと。
まずは、この同期同士で互いの理解や絆を深め、福井YEGの中にかけがえのない仲間・居場所を創ってほしいということ。
そして、単会を越えた繋がりにこそもっともっと奥深いYEGの魅力、醍醐味があることを新入会員の段階から知ってほしいということ。
この2点がありました。
一方で、新入会員に対する動機付けや組織への適合、定着といったテーマは、福井県連内のどの単会においても等しく対応が求められている課題です。福井県連では昨年度、記念すべき第40回全国大会を主管しました。その過程でより一層強固に継ぎ紡がれた福井県連の絆。このレガシーをこれからの世代にもしっかりと繋いでいくことが肝要であり、それが前述の課題への効果的な対応策にもなり得る。そう考えれば、この事業は福井県連全体の更なる発展にも寄与できる意義深い事業になると信じて、委員会メンバーの奮起を促しました。
その結果、委員会メンバーは想像以上のパフォーマンスで期待に応えてくれました。県連の中で入会同期と呼べる仲間を作ろうという未だかつて無かった切り口の事業にチャレンジし、成果を出してくれました。
当日は会場のあちらこちらで大きな盛り上がりを見ることができ、参加した各単会の皆さんからは大変満足度の高い評価をいただきました。県連事業として今後も継続していくべきというお声も多数いただきました。
日本YEGの委員会メンバーの皆さんに倣い、お揃いの衣装(Tシャツ)を作って臨んだことも、結束を高める上で大きな出来事でした。
設え自体はそれほど複雑なものではありませんが、だからこそこれを一つの交流フォーマットとして定めることで、テーマや交流のサイズを変えても様々な形に発展させることができます。今後、委員会内や単会内、あるいはもっと大きな交流会での活用を積極的に考えていきたいと思います。
また、ここで活躍した熱盛委員会メンバーから、次年度単会役員を多数輩出することができたことも大きな成果です。福井YEGは、これからも単会内外様々な事業参加を通じて、新入会員の組織コミットメントを高める活動に取り組んでまいります。