Hikone Work Academy(彦根YEG)

開催日時

2021.6.12-2021.10.12

開催場所

彦根市内、近隣、オンライン

開催目的・内容

2018年より彦根商工会議所青年部(彦根YEG)では、今後の社会の担い手となり得る地元学生と積極的に関わりを持ち、学生と青年部メンバーが共に学び共に育つ場として、インターンシップ事業「Hikone Work Academy」を開催しております。

 このHikone work Academyを通じて、彦根という街への愛着を育むことで、5年後、10年後の彦根に「人」が根付き、彦根が「人」によって活性化することを目指しています!

第3回目となる今年度のHikone Work Academyでは、SDGs(持続可能な開発目標)的視点から彦根YEG企業や彦根の街を再考し、その魅力を発信する活動を行いました。参加学生には実際に体験や取材をしながら彦根の企業のこと、SDGsのことを学んでいただき、彦根を持続可能なまちへと発展させるための活動を行っていただきました。最後には企業と共にSDGs宣言をし、それをまとめた冊子を作製しました。

詳細

https://www.hikone-yeg.org/%E6%B4%BB%E5%8B%95%E5%A0%B1%E5%91%8A/%E7%AC%AC3%E5%9B%9Ehikone-work-academy/

コメント

彦根市は国宝彦根城を有し、歴史深い街であると共に、市内には大学を3校(国立滋賀大学・滋賀県立大学・聖泉大学)を有し、大学生が多い街でもあります。しかしながら、学生と企業を結ぶ接点は強いとはいえず、市外・県外へ就職する生徒が大多数となっております。
 数年前より開催している「彦根版故郷の新しい風会議」を学生と共に開催した際に、「何故、市内の企業に勤めようと思わなかったのか」と聞いた時に、「そもそも彦根の企業を知らないです」と答えられた時に、学生が情報を得ようとしている企業は基本的に大企業であり、地域の中小零細企業は検索すらされていないのが現状なんだと感じました。
 そこで、中小零細企業が独自では取り組みにくい、インターンシップ事業を「Hikone Work Academy」として始めました。スタートはメンバー企業にもインターンシップという未経験のハードルはあったものの、一定の理解を示していただき、第1回・第2回は企業の問題を一緒に解決するプロジェクト型インターンシップとして、そして、今回の第3回目はSDGsをテーマとして開催しました。SDGsについても、滋賀県版SDGsボードゲーム体験会を実施するなど、初心者でも理解しやすいように、SDGsを学びながら、事業を進めていきました。
 事業の中には大学の先生の講義や、地元新聞記者による記事の書き方など、企業だけでなく、学生も共に成長できる趣旨に沿った活動が出来たと思っています。
 3回目を経て一つの集大成として冊子も作成できましたので、今回YEG大賞に応募させていただきました。ぜひ、皆さんに冊子を見ていただき、各単会でも応用していただければと思います。

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