本事業は、地域の特色を活用したスポーツツーリズムを推進するとともに、多様な産業を融合させることで、地域経済をけん引する新たな産業の創出を目指す取り組みとして、中心市街地周辺に「光と音のエンターテインメントスケートリンク」を設置したものです。
開催日時
2021年2月6~14日
開催場所
釧路川耐震リバーサイド地区
開催目的・内容
事業の背景として、一つ目に釧路は「氷都」と言われながら冬のイベントが少なく外で過ごす機会が少ないこと、二つ目に冬期間の運動不足によって市民の健康が損なわれること、三つ目に冬の観光コンテンツが少なく、観光客が夏に比べ伸び悩んでいることが挙げられます。
一方、気候が似通ったカナダなど海外に目をやると、幅広い年齢層の方々が身近なスポーツとして、屋外リンクでスケートを楽しんでいる例があり、これをヒントに子どもの頃からスケートに親しむ文化のある釧路地域でも実現可能ではないかと事業を構築しました。
釧路川耐震岸壁リバーサイド地区に、光・音などを融合させたエンターテイメント性のあるスケートリンク(45m×15m規模)と、隣接する遊歩道をスケートリンクにした周遊型スケートリンク(全長100m)を設置しました。また、リンクの周辺に地域の特色ある食べ物を中心とした飲食販売ブースを置き、スケート以外にも楽しみのある空間を作り上げました。
特にSNSでの発信が奏功し、夕暮れ時のイルミネーションが点灯する時間帯を目掛けて来場する方は、日を重ねるごとに増加していきました。
結果として、目標を上回る来場者数を達成できましたが、コロナウイルスの感染防止対策として、来場者数の制限、マスクの着用、消毒、検温を徹底して行うことで、イベント終了後もコロナ感染者の大きな増加は見られなく、安全を確保しながら、人を惹きつけるコンテンツとして十分な手応えを得ることが出来ました。
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