岡崎YEGと台湾高雄市國際工商経営研究社の交流会事業
岡崎YEGと台湾高雄市國際工商経営研究社の交流会事業
岡崎商工会議所青年部の国際人としての教養を高めるために!
9月8日より10日まで台湾に行ってきました。 岡崎YEGと台湾高雄市國際工商経営研究社(高雄IMC)との交流会のためです。平成3年から交流を始めて以来、今回で14回目の渡台となり(姉妹提携は平成5年)、毎年9月9日、高雄IMCでは社長(会長)交代式を行います。単会でいうと4月の会員総会がそれにあたります。
今回、式典にあわせてお招きされ、私も含め16名で参加いたしました。
大勢で押しかけて少々迷惑かと思いましたが、熱烈歓迎を受けました。
日本人にはとても友好的な台湾のかたがたの愛を肌で感じました
高雄IMCは37代目の社長を迎えより歴史を積み重ねたことになりました。
IMCはYEGとは違い、年齢や青年・女性で会を区切ることなく各都市にひとつの異業種交流の経営者団体として存在します。
社長に就任される方は、大企業で2000人もの従業員を抱える方が多くわれわれ参加メンバー企業とは規模の違いを感じざるを得ませんが、一般メンバーはその限りではありません。
式に参加されたのは会のメンバーの他、台湾各地IMCメンバーら約250名でした。 午後2時の見本市から始まり、交代式、講演会、懇親会が終了する午後9時までとてもにぎやかでお祭り騒ぎの会でした。粛々とした感じの中にも、祝い事は盛大にといったことを感じました。主賓としてひな壇に座る、岡崎YEGの磯部会長も祝辞を中国語で流暢に話して拍手喝采を浴び、プレゼント交換も行なわれました。
2泊3日のなかでは、メンバーの子女を今後互いにホームステイを検討する会議や、現地の子供たちが日本の武道を修練する道場で、現在台湾に唯一残る「武徳殿」。軍需船を製造する「中国造船」の見学なども行ないました。
高雄市は人口180万人、台湾第2位の規模で、貿易港としても栄えています。町の中は日本が統治していたときにインフラ整備をしたおかげなのか非常に整備されており、交通状況も良好だと感じました。台湾の物価は若干日本より安く、大卒の初任給は平均12万円程度。(台湾の新聞を見ますと銀行員の初任給は18万円ほどでした。)
工業製品の質もどんどん向上しています。商品名に日本語で表記してあるものも多く、より日本製の高品質に近づこうという意欲の現れでしょうか。
このような国の産業なら取引がうまくいくのではと思いましたどうでしょう皆さん、貿易するなら台湾も自分のテリトリーメニューに加えてみませんか?その際には岡崎YEGのメンバーを使ってやってください。YEGならではの別の交流(?)もできますよ。
台湾高雄空港でお出迎え記念撮影
高雄IMC社長交替式のお祝いの挨拶
記念品交換
交代式お祝いに「伸び行く大地」合唱
記事:岡崎商工会議所青年部 河合秀明