【広報報告】関東ブロック大会が開催されました。

　１０月６日・７日の２日間に亘り、醤油醸造中心に文化と歴史が豊かに発展してきたまち、千葉県野田市に於いて第26回関東ブロック大会が開催されました。

　1,200余名のＹＥＧメンバーが一堂に会し、「『粋』育もう！　商売人として　心を」のテーマの下、池澤関青連会長以下野田ＹＥＧ，千葉県青連の皆さんが丹精込め練りに練ったプログラムに対して、参加者全員が真摯に取り組み消化してゆきました。今年度の関青連スローガンは「熱ある仲間はひとつ、心もひとつ、心意気の関東ＹＥＧ」。大会テーマの「粋」と「心意気」を随所に感じさせる熱のこもった大会となりました。

　第１日目は役員会・定時総会・会長会議が行われ、次年度役員承認、次年度関東ブロック大会開催地承認等、ＹＥＧの未来を担う議題に身の引き締まる思いが致しました。また会長会議のなかで日本ＹＥＧと単会会長の間で行われた意見交換は大変な熱気を帯び、時間超過を忘れるほどの盛り上がりを見せていました。会議終了後は同会場にて前泊者懇親会が開催され活発な名刺交換を行いました。

　第２日目は記念式典・記念講演・分科会・大懇親会のメインプログラム。多くのご来賓に出席いただいた記念式典では、次年度関東ブロック大会開催地平塚ＹＥＧへ大会旗の引渡しが堂々とそして厳粛に行われました。

　記念講演はご当地キッコーマン株式会社社長　牛久崇司　様により「キッコーマンの経営」と題して、創業以来340余年を経てきたキッコーマンの経営戦略や、食と健康の広い分野での取り組み内容等を語っていただきました。21世紀の潮流について①グローバル化　②規制緩和等の市場経済の自由化　③ＢtoＢ、ＢtoＣ等のＩＴ化　の3つをあげられ、厳しい時代ではあるが「ピンチをピンチとして正しく認識し、チャンスに変える気概を持つことが大切」と結ばれました。

　分科会は第1から第5まで5つの分科会が用意され１、粋な商売　2、粋な郷土　3、粋な産業　4、いい金（粋）を探せ　5、活き（粋）な会議　とそれぞれ「粋」をテーマにした内容で、メンバーはそれぞれに積極的に参加しました。

　大懇親会はご来賓の皆様、日本ＹＥＧ、そして関ブロ内各県連交えての大いなる交流の場となり、粋なアトラクションが繰り広げるなか、ボーダーレスの談笑の輪が会場全体に広がりまさにＹＥＧがひとつになった瞬間でした。

　今大会最も「粋」だったのは6日早朝より50余名で開催された《 粋ゴルフ　Tournament　》だったかもしれません。2つの台風が接近する中、横なぶりの雨と風に負けずラウンドした皆さん、ＹＥＧの「心意気」を本当に見せていただいた思いです。来年は10月5日、6日平塚の地で開催されます。関東ブロック野田大会は主催者、参加者共にひとつになりＹＥＧの友情の輪を太く大きくして「粋」に幕を閉じました。

報告者　平成１８年度日本ＹＥＧ広報委員会　副委員長　富士ＹＥＧ　吉川　隆裕