鈴木 |
本日はお忙しい中、私どもの全国大会でご講演いただきましてありがとうございました。
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筑紫 |
今回のような全国大会では、相当なコストがかかると思いますが、それはどういう風になっているのですか?
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鈴木 |
7割くらいが登録料です。ひとり15000円いただきますので、15000円×3000人、後は企業からの協賛と県と市の補助金です。
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筑紫 |
旅費その他もすべてそこから賄うのですか?
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鈴木 |
参加するメンバーはもちろん自己負担ですし、70名ほどの全国の役員も、基本的に自腹で一年間活動しています。
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筑紫 |
婦人部というのがありますよね。
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鈴木 |
片山知事ともお話したのですが、「私たち青年部には年齢制限がありますが年齢制限がある組織というのは、その時代に一番やる気のある連中が、自由にものが言えて、活動ができるといういい点があります。そういう組織の活力を伝統として守っていかなければなりません。」と申しましたら、一刀両断、片山知事は「商工会議所そのものがそういう組織でなければならない。」とおっしゃいました。(笑)
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筑紫 |
そうだよね。そのとおりだよ。(笑)
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鈴木 |
年齢や性別で、組織の中の役割や権限を分けるのはおかしいというのが、今大きなテーマでありまして。
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筑紫 |
JCが相当、熾烈に内部でいろんなことをしているけれども、年数がきたらサドンデスだからね。
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鈴木 |
そうですね。私たち青年部では各地で制限年齢が違うのですが、青年部を卒業後、そのまま親会である商工会議所内の活動に移行していきます。各地に青年部ができ始めて20年から25年ほど経ちまして、だんだん卒業生が商工会議所の中で副会頭など重要な役につくようになって参りましたので、今後商工会議所も変わってくるのではないかと期待をしています。
一般の方からご覧になると、商工会議所ってよくわからない組織だと思いますし、青年部だとなおさらわかりませんよね。
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筑紫 |
そうですね。よくわからないですね。JCの方がまだ姿がはっきりしているかな?
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