平成15年11月6日、7日、8日、鳥取県連念願の全国大会が米子の地で開催された。「環日本海交流新時代」〜逆転の発想・5つの転〜のコンセプトのもと、転機、転向、転生、好転、逆転のヒントが満載の本大
会に、全国から多くの会員が熱い思いを胸に集結した。
9日に衆議院議員総選挙を控え、選挙に携わらなければならないメンバーも多いと思われる中、3018名の登録を得る盛況ぶりであった。
米子の地に着いてまず驚かされたことは、米子YEGメンバーのきめ細かいホスピタリティーである。大規模な大会を限られた人数で運営、成功させなければならないという重責の中、「少人数だからこそできること」を徹底し、見事にその役目は果たされた。ハンデをメリットに好転させるという、まさしく今回のコンセプトを体現したものとなった。
交流会、境港、米子、大山での3分科会そして各会議が滞りなく進行し、大懇親会では、鈴木悌介会長、荒濱大会会長、足立実行委員長の熱く爽やかで愉しい挨拶に続き、16年度新役員のお披露目がされた。さらに第21回全国会長研修会ふくい会議および来年度全国大会帯広大会の熱いPRパフォーマンスが繰り広げられ、会場は大いに盛り上がった。
最終日、心地よい緊張感の中、日本商工会議所山口会頭を始めとする来賓の方々を迎え記念式典が厳かに執り行われた。
記念講演では「逆転の発想」をテーマに、筑紫哲也氏と片山鳥取県知事の対談が行われ、それぞれの分野のトップランナーとも言えるお二人の話に全国から集まったメンバーは熱心に耳を傾けていた。
式典および講演終了後、エクスカーションで高知に向かう者、山積みの用事に家路を急ぐ者、さまざまであるが、全国の仲間に再会を誓い、この大会で得た物を胸に、日本中それぞれの地に散って行った。
|