平成15年9月18,19日、第23回北陸信越ブロック大会が開催された。
本年の大会開催地は石川県松任市。金沢市に隣接し、県中央部に位置する人口が約67,000人の、「おいしい水、おいしい米、おいしい酒」が自慢の街。
俳人、千代女を生んだ俳句の里である。
ブロック大会を前に、18日午前、役員会と会長会議が開催された。
単会のメンバーは、11時からの登録受付を済ませ、まずは、松任市民会館前の広場に設けられた大物産展へ。ビール一口試飲会やカレーをご馳走になった。
その後分科会へ。
第1分科会は、「我が商売 こだわり勝負 キリンビールの挑戦」
キリンビール竃k陸工場を見学し、講話を頂いた。
第2分科会は、「我が商売伝統で勝負松任の歴史と文化めぐり」趣深い松任の街を「うぐいすの会」に案内していただきながら散策した。
第3分科会は、「我が商売 技で勝負 和太鼓・炎太鼓とのふれあい」400年の歴史の太鼓を叶野太鼓楽器店で見学し、お話をきいた。
第4分科会は、「ご縁満開YEGビジネス交流会」ビジネスサイトを活用し、交流を深めた。
各分科会とも、YEGメンバーは、暖かく歓迎され、熱心に丁寧に研修、指導していただいたき、「松任の地ならでは」、の「我が商売 十八番で勝負」を体感した。
ここ松任は、俳人 千代女の里で、本年は、生誕300年の記念すべき年でもある。第2分科会では「うぐいすの会」の親切なガイドさんの案内で、千代女ゆかりの名跡に立ち寄っては、丁寧で詳しい説明を受け、俳人 千代女への興味が次第に深まっていった。「うぐいすの会」は、松任市内を無料でガイドしてくれるボランティアガイドで希望する行先、時間にあわせて心をこめて案内していただける。(お問い合わせは松任市商工観光課まで)
各分科会も無事終了、夕刻6時からは、グランドホテル松任で大懇親会。分科会で高ぶった想いをそのまま胸に、それぞれのYEGメンバーが、地元のご馳走を満喫し、地酒を堪能しながら、意見・情報の交換をしあい、大盛況のうちに夜は更けていった。
翌19日は朝9時から式典。会場の市民会館に再びYEGメンバーが集結。
鈴木会長、宮島連合会会長の挨拶の後、たくさんのご来賓のなかから、経済産業省中部経済産業局長 細川局長様、石川県知事 谷本知事様をはじめ、ありがたい祝辞をいただいた。
式典終了後は記念講演。鰍tFJ総合研究所の森永卓郎氏を講師に迎え、「地域経済再生のカギ いま経営者に求められるもの」がテーマの講演である。難しい言葉もあったが、レギュラー出演中のニュース番組でおなじみのように、わかりやすくユーモアを交えての講演であった。
例年に劣らず、盛会に、無事終了した松任大会であった。
来年24回大会は富山県氷見市で開催予定である。今大会と同様、成功を祈念する。 |